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スギ花粉のピークは東京が3月上旬、福岡は2月下旬
(2016/2/22 12:06)
日本気象協会(JWA)は、2016年春の花粉についての飛散予測(第4報)を発表した。
東京都では2月13日にスギ花粉の飛散開始を確認。この先2月下旬にかけて、気温は変動があるものの平年並みか高くなる見込みのため、九州から関東地方はスギ花粉の飛散が増加するという。
2016年春のスギ・ヒノキ花粉の飛散数のピーク時期は、例年並みになる見込み。2月下旬に福岡がピークとなり、3月上旬から中旬にかけて、東京・名古屋・大阪・広島・高松でピークを迎えるという。
ただし金沢と仙台は、4月にヒノキ花粉が飛散するが、飛散数は比較的少ないとしている。
北海道においては、4月の気温が平年並みか高い予想のため、シラカバ花粉の飛散は例年よりやや早い4月下旬から飛散が始まる見込みだという。
花粉の飛散数においては、2016年は九州・四国・東海・関東甲信地方で前シーズンより多いかやや多く飛び、場所によっては非常に多く飛散する所もある見込み。中国地方では前シーズン並み、近畿・北陸・東北地方と北海道ではやや少ないという。