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日立、高さ24cmで窓上に置けるスリムなルームエアコン

ルームエアコン「ステンレス・クリーン 白くまくん Wシリーズ」

 日立ジョンソンコントロールズ空調は、高さ24cmのスリムなルームエアコン「ステンレス・クリーン 白くまくん Wシリーズ」を、3月30日に発売する。容量2.2kW〜4.0kWの全5機種で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は13万円〜20万円前後(税抜)。

 窓上など狭小スペースに置きやすい、スリムなルームエアコン。同社のルームエアコンの中で、スタンダードタイプに位置づけられており、寝室や子供部屋など個室空間に適している。

 同社の調査によると、マンションなどの集合住宅でスタンダードタイプのエアコンを設置する際、窓上に据付けているユーザーは約7割だという。しかし、窓上はカーテンレールなどがあるため設置スペースが限られており、従来のエアコンは設置できない場合があったという。

 Wシリーズは、室内機の内部構造を見直し、熱交換器をコンパクト化した。従来モデル(Gシリーズ)から高さを2cmカットし、24cmを実現。28.5cmのスペースがあれば設置可能としている。

マンションなどでスタンダードタイプのエアコンを窓上に据付けているユーザーは約7割
スリムサイズを実現し、28.5cmのスペースがあれば設置可能
フラッグシップモデル(上)と比べてコンパクト

窓上に置いても圧迫感がなく、インテリア性の高いルームエアコン

日立ジョンソンコントロールズ空調 家庭用空調事業部 商品企画本部 神野 憲之氏

 日立ジョンソンコントロールズ空調 家庭用空調事業部 商品企画本部 神野 憲之氏は、エアコンのスリム化について次のように語る。

 「これまでのエアコンは室内機の高さがネックになり、窓上などの狭小スペースに置けませんでした。しかし、Wシリーズなら28.5cmのスペースがあれば据付けられます。これまで諦めていた、カーテンレールやハイサッシの上、高さの狭い下がり天井など、さまざまな場所に設置可能です。また、寝室などの個室空間に置くことを想定して、前面パネルの形状にも工夫し、圧迫感を抑えました」

 前面パネルは、上下寸法を小さくしスリムな印象を与えている。正面から見たときにスッキリとさせることで、インテリア性を高めたという。

 いずれも室内機の本体サイズは、798×315×240mm(幅×奥行き×高さ)。本体カラーはスターホワイト。

カーテンレールの上に設置
高さの狭い下がり天井にも設置できる
横から見ると、前面パネルの上下寸法が小さいのがわかる
正面から見たときにスッキリとさせることで、インテリア性を高めた

人を検知する「くらしカメラ」で快適な空間をコントロール

吸い込み口を広く設け、熱交換器の効率性を上げている

 本体のスリム化だけでなく、機能面にもこだわった。本体上部の吸い込み口を広く設け、熱交換器の効率性を上げている。

 また、人を検知する「くらしカメラ(画像カメラ)」を搭載。省エネ性に配慮した「eco これっきり」運転を用意し、人の数や位置、動き、日が差し込んでいるエリアを検知し、シーンに合わせて温度をコントロールして快適な運転を行なう。このほか、部屋に人がいる状態から誰もいなくなり10分経過すると自動的に運転を控え、人がいない状態で1時間経つと、運転が自動停止する。

 人に風を当てない「風よけ」運転も搭載。くらしカメラが人の居場所をチェックして、風向きをコントロールする。なお、くらしカメラは、人の上半身を検知するため、椅子に座った人と立っている人が重なった状態でも、きちんと判別するという。

中央に人を検知する「くらしカメラ」を備える
上半身を検知するため、人が重なっていても判別する
リモコン。「eco これっきり」ボタンは中央に備える

 冷房機能では、冷やしすぎない「涼快(りょうかい)」運転を採用。暑いときには室温中心でコントロールし、涼しくなってきたら湿度中心にコントロールして、蒸し暑い夏にも快適な空調を届ける。

 除湿機能においても、冷やしすぎない再熱方式を採用。室外機の排熱を取り込んだ方式で、適温に調節しながら除湿するため、カラッとした快適な空気になるという。

 手入れ面では、フラッグシップモデル同様に、通風路やフラップ、フィルターに除菌効果があるステンレスを採用。フィルター自動掃除機能も備えるため、エアコン内部を清潔に保つことができる。

 神野氏は、「Wシリーズはスリムサイズでさまざまな場所に置きやすいという特徴がありますが、快適な風を届けるための機能もポイントです」と話した。

除湿機能には冷やしすぎない最熱方式を採用。加湿器を運転させて実験した
冷やしすぎず、湿度をコントロールする

(西村 夢音)