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脳の働きがアップ?! コロナが新技術を発表

ナチュラルクラスターイオン発生装置

 コロナは、イオン化したナノミストを生み出す独自技術「ナチュラルクラスターイオン」が、脳の働きの効率アップにつながるという研究成果を発表した。

 ナチュラルクラスター技術は、水を回転する金属網に衝突させ、約10〜500ナノメートルまで細かく破砕してイオン化させるもの。イオン化したナノミスト「ナチュラルクラスターイオン」は連続して大量に発生できるため、除菌や消臭、美肌などに効果があるという。

 同技術では、水は急激に微粒化されると、大きい水粒子は正に帯電して落下し、小さい水粒子は負に帯電して周りの空気も負に帯電させる現象「レナード効果」を利用している。レナード効果は、滝の近くで水から得られる爽快な気分とも関係があるという。

水を細かく破砕してイオン化させる
破砕することで大量のナチュラルクラスターイオンが発生するという
自然の滝と同じ原理でイオン化させるとする
発生装置の下部にタンクが備えられ、ここから水を入れる
操作部

 同社はこれまでに、ナチュラルクラスター技術を採用した製品として、肌の水分量をアップさせ美肌効果を促す保湿機「ナノリフレ」や、体を芯から温める住宅向けの低温ミストサウナ「ナノリッチ」などを販売。

 このほか、業務用の「ナノフィール」をラインナップ。適用床面積は最大138平方mで、介護施設や幼稚園などに導入されている。幼稚園からは、「まだオムツをしている2〜3才児のクラスに設置したが、オムツ交換のときなどにニオイが気にならなくなった」などの声が挙がったという。

イオンが肌に吸着し、美肌効果を生む
住宅向けのミストサウナも販売
介護施設や幼稚園向けの「ナノフィール」
実際に導入しているバイリンガル幼児園
オムツのニオイが気にならなくなったという

ナチュラルクラスターイオンで集中力アップ

脳科学者・加藤 俊徳氏

 今回成果発表した研究は、脳科学者・加藤 俊徳氏と共同で行なったもの。ナチュラルクラスターイオンを発生させた空間で、脳機能の計測実験をした。

 ナチュラルクラスターイオンを充満させた環境とそうでない環境で、単純作業課題と記憶課題を実施。被験者の感想を集約したところ、イオンを充満させた環境の方が、脳のスッキリ感や集中できた感が20〜30%増す結果になったという。

 また、脳活動の新指標「脳酸素消費(COE)」による実験結果も発表。脳酸素消費とは、神経細胞で酸素消費が起き、血管内の酸素が細胞へ移動すること。脳酸素消費が増加するほど、脳が働きやすいという。

 ナチュラルクラスターイオン空間で、実験装置を被験者の頭部に装着して測ったところ、単純作業課題と記憶課題いずれのときも、酸素消費が明らかに高まったとしている。

ナチュラルクラスターイオンを充満させた環境とそうでない環境で実験
イオン空間の方がスッキリ感や集中できた感がアップしたという
脳活動の新指標「脳酸素消費(COE)」
イオン空間では、単純作業、記憶作業ともに酸素消費が増加し、脳が働いていることがわかったという

 加藤 俊徳氏は、「ナチュラルクラスターイオン空間では、脳酸素消費が増加し脳が働きやすくなり、集中力がアップするということがわかりました。空間で脳が変わるということは、脳科学の画期的な成果だと思います」と述べた。

 同社はこの結果から、「これまでは介護現場や幼稚園など、除菌・消臭効果を期待する場所を中心にしていたが、今後は、オフィスや教育現場など、脳を活性化させる必要がある場所にも導入していきたい」としている。

(西村 夢音)