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約半分の時間で素早く髪を乾かせる「プラズマクラスタードライヤー」
(2013/10/18 14:54)
シャープは、髪を乾かす時間を半分に短縮した「プラズマクラスタードライヤー IB-HD93」を11月15日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は19,800円前後。
同社独自のイオン技術「プラズマクラスターイオン」を搭載したドライヤー。送風構造を改良して風量をアップし、昨年モデル「IB-HD92」の約半分の時間で髪を乾かせるようになった点が特徴。
風量をアップさせるために、ファンとノズル部を改良した新送風構造「速乾エアロフォルム」を採用した。ファンには、高速飛行する渡り鳥「アマツバメ」の翼形状を応用し、空気抵抗を下げて強度を高めた。これによりファンの回転数は、昨年モデルより20%多い約14,600回転/分とした。
ノズル内部には、ファンの回転で発生した渦状の空気の流れを、勢いのある直進方向の風に整える「整流ロングノズル機構」を新たに採用した。
このファンとノズルを組み合わせた「速乾エアロフォルム」によって、風量は従来の1.3立方mから1.5立方mへとアップ。髪を乾かす時間は従来の9.1分から4.4分へと大幅に短縮した(25gの水分を含む毛髪にターボ風量をあて、水分が約80%減少するまでに必要な平均時間)。同社では、忙しい時にも役立つほか、髪への熱ストレスが抑えられ、髪の傷みを抑制する効果もあるとしている。
従来に引き続き、約50℃の温風で髪と地肌をいたわりながら乾かせる「地肌エステモード」を搭載する。温度を抑えた温風は、地肌をじっくりと乾かし、ベタつきの原因となる余分な水分を飛ばすという。ワンプッシュで温風、冷風の切り換えができる「温冷切換ボタン」も搭載する。
静電気抑制効果のある高濃度プラズマクラスターイオンを発生させる機能も継続して搭載している。プラズマクラスターイオンは、ブラッシング時の髪へのダメージを抑制するほか、静電気によって発生する髪の広がりを抑えて髪をまとまりやすくする。また髪に当たる光の乱反射も抑制するので、ツヤ感がアップするという。
付属品として、セット用ノズルと清掃用ブラシ、ハンズフリースタンドが同梱される。
本体サイズは91×214×208mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は約565g。消費電力は1,200W。風量は1.5立方m(ホット/ターボ運転時)。温風温度は約115℃(ホット/ドライ運転時、室温30℃)。電源コードの長さは約1.7m。カラーはグリーン系、レッド系、ブルー系、ピンク系。
同時に、「地肌エステモード」を省略し、ハンズフリースタンドが付属しない「プラズマクラスタードライヤー IB-HD63」も発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は16,800円。風量は「IB-HD93」と同じ1.5立方mで、髪を素早く乾かす機構「速乾エアロフォルム」を採用している。カラーはピンク系とブルー系。