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家族の笑顔も育てられる水耕栽培キット「VEGEUNI」

 旭化成ホームズは、卓上水耕栽培キット「VEGEUNI(ベジュニ)」を10月21日より発売する。希望小売価格は20,000円。

 土を使わずにLEDと水、専用の溶液でハーブや葉物野菜を育てられる水耕栽培キット。本体上部のLEDを1日12時間点灯することで、野菜やハーブなどを約6週間の短期間で収穫できる。

卓上水耕栽培キット「VEGEUNI(ベジュニ)」
本体側面。スッキリとしたデザイン
本体上部
上部には消費電力10W、明るさ12,000lxのLEDが備えられている
本体側面のACアダプター

 旭化成ホームズがコンシューマー向けに展開する初めての製品で、同社は「VEGEUNI」を「インテリア製品」として位置づける。旭化成ホームズ 新規事業推進本部長 青方均氏によると同社では、「3つのこれからプロジェクト」という社内横断企画に取り組んでおり、その一環として同社の次世代技術を盛り込んだモデルハウス「HH2015」を展開、その中で最も引きが強かったのは、キッチンに水耕栽培ブースを設けた緑育ゾーンだったという。

旭化成ホームズ 新規事業推進本部長 青方均氏
旭化成ホームズが展開する次世代技術を盛り込んだモデルハウス「HH2015」で、水耕栽培を展示したところ、好評だったという

 「我々が想像していたよりも、お客様の緑に対する関心が高いことが分かった。そこから具体的的な製品化に取り組んだ。製品化に際して、既に発売されている水耕栽培キットなどを色々調べたが、水槽の形をした大きなものや、高機能なものが多かった。我々はハウスメーカーとして、栽培に重きをおくよりも、栽培を通して得られるコミュニケーションや家族の笑顔に着眼点をおいた」

 デザインに関してもインテリア性を追求。デザイン雑誌で、デザインコンペを開催し、約160通の応募からこのデザインを採用したという。

 使い勝手については、約1,000名程度のモニター調査を実施。それを踏まえ、本体サイズや仕様を決定したという。

従来の水耕栽培キットとは違うコンセプトで製品開発に臨んだ
デザイン雑誌でデザインコンペを開催し、デザインを決定した
ダイニングにおいても違和感のないデザイン
事前に1,000名ほどのモニター調査を実施。モニター家庭からは、家族と一緒にVEGEUNIを楽しむ写真が多数提供された

 具体的な栽培方法は、最初に種を水道水などで発芽させてから、VEGEUNIに種付け、その後は1週間に1回、水と溶液の取り替えを行なう。本体トレイからLEDライトまでの距離約20cmに収まる葉物植物ならどんなものでも栽培可能で、土耕栽培よりも早い約40日で収穫できる。付属のトレイは、持ち運び可能で、3株同時に育てられる。

種付け後から収穫までの手入れは週に1度の水と溶液の取り替えのみ
土耕栽培よりも早いスパンで収穫できる
付属のトレイでは3株同時に育てられる。トレイは持ち運び可能

 本体上部に備えられたLEDの消費電力は約10Wで、水耕栽培の場合1日12時間点灯し続ける必要がある。その際の電気代は1カ月約80円。LEDの寿命は約5年で、明るさは12,000lx。LEDは据え付け型のため、交換不可。

 本体には、水耕栽培が2回できる溶液と、培地、種が同梱される。溶液パックは大塚アグリテクノと共同開発したもので、別売りもされる。その際の価格は培地6本セットが450円、溶液10パックが650円。なお、同梱される種の種類はルッコラとバジル。

 本体サイズは336×150×336mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1.6kg。水を入れた場合の総重量は約3.1kg。

(阿部 夏子)