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電気ケトルと合体したウォーターサーバー「LIVRe(リブレ)」

~電気を使う湯沸かしはケトルに任せて節電

ウォーターサーバー「LIVRe」。電気ケトル用が付属する

 スパークは、電気ケトルと組み合わせることで節電を実現したウォーターサーバー「LIVRe(リブレ)」を10月2日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は36,800円前後。

 一般的なウォーターサーバーは、温水(熱湯)、常温水、冷水の3種類の温度の水を供給する。しかし、温水を沸かすための消費電力は大きく、300W/h~400W/hに達する。これは冷水を冷やすための70~100W/hに比べても大きく、ウォーターサーバーの機能の中で、もっとも電気を消費する。

 LIVReは、ウォーターサーバーからは常温水と冷水のみを供給し、温水が必要な場合は、本体に付属する電気ケトルで沸かす。電気ケトルはアイリスオーヤマ製のefeelシリーズで、消費電力は約1,000Wと大きいが、カップ1杯分に相当する140mlのお湯を1分15秒で沸かすため、大幅な節電になるという。

 電気ケトルの本体色は、ピンク、オレンジ、グリーンの3色。本体は樹脂製で、容量は約1.0L。保温機能はない。

 LIVRe本体には、電気ケトル用の電源プレートが装備されており、コンセントを1つ使うだけで、ウォーターサーバーと電気ケトルの両方に給電できる。また、電気ケトル単体でも使えるように、単体の電源プレートも付属する。

 ウォーターサーバー本体のサイズは、300×400×490mm(幅×奥行き×高さ)、重量は14.5Kg。消費電力は90W/h。冷水タンクはステンレス製で、容量は約4L。冷却時間は約30分で、4℃~6℃の冷水が供給できる。

伊達 浩二