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パナソニック、エネファームの電力を停電時に使える住宅用「創蓄連携システム」

~ソーラー、リチウムイオン電池、エネファームを統合管理

「停電時 100/200V 出力タイプ」パワーステーション 5.5kW
4.65kWhのリチウムイオン蓄電池ユニット

 パナソニック エコソリューションズ社は、停電時にエネファームと連携できる住宅用「創蓄連携システム」を9月20日より受注生産する。希望小売価格は、「停電時100/200V出力タイプ」が787,500円。別売りの4.65kWhのリチウムイオン蓄電池ユニットが1,218,000円。

 パナソニックの住宅用創蓄連携システムは、太陽電池とリチウムイオン蓄電池を連携させ、停電などの非常時にも電気を安定して供給できるようにするもの。

 新製品では、太陽電池と蓄電池に加えて、家庭用の燃料電池「エネファーム」と連携できる点が特徴。停電時にも安定して電力を供給し、お湯も使えるようになった。また、停電時にはあらかじめ設定しておいた機器にのみ、自動で電力を供給できる。

停電時 100/200V 出力タイプのシステム概要図

 従来の創蓄連携システムは、エネファームの発電電力を停電時に利用できなかったが、エネファームと連携することで、多くの電気を使用できるようになり、夜間も蓄電池の放電を低減して、より長い時間に渡って電力を供給できるという。

昼間に太陽光発電が2.35kW発電し、消費電力が1.6kWの場合
夜間に消費電力が1.6kWの場合
停電中も電力を見える化する

 さらに、停電時にも電気を見える化する。制御装置の「AiSEG」やモニター機器をバックアップ用の分電盤に接続すると、HEMSモニターやスマートフォンから、発電電力や使用電力、蓄電池の残量や残り使用時間などを確認できる。

 なお、連携するエネファームはパナソニック製のみ。非常時にガスや水道が停止している場合にはエネファームは使用できない。

停電時100出力タイプ

 同時に、エネファームとの連携機能を省略した「停電時 100V 出力タイプ」も発売する。希望小売価格は661,500円。

 停電時に、あらかじめ設定しておいた機器に自動で電力を供給する機能に対応する。

小林 樹