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ウエザーニューズ、関東以西のほとんどの地域で本格花粉シーズン入りと発表

~大阪、京都など2府8県で飛散増加

都道府県別の花粉状況マップ

 ウェザーニューズは1日、大阪府など2府8県が“本格花粉シーズン”入りしたと発表した。これにより、関東以西のほとんどの都府県が本格花粉シーズンを迎えた。

 今回、本格花粉シーズン入りしたのは、大阪府、京都府、福島県、宮城県、長野県、福井県、和歌山県、滋賀県、石川県、富山県。東京都を含む首都圏は、すでに2月20日から本格花粉シーズン入りしている。

 ウェザーニューズでは、自社の花粉観測機「ポールンロボ」を設置しており、過去8年間の情報蓄積から「花粉飛散数が30個を超えると花粉症の症状が出始める」としている。これらの府県では、2月28日から3月1日にかけて、30個以上の飛散が確認されたため、今回の発表となった。

 今後の花粉飛散状況については、昨シーズンより飛散量が多くなる所が多く、東北地方を中心として大量飛散となった2011年シーズンと同程度となる可能性もあるとしている。

 まだ本格花粉シーズンになっていない地域のシーズン入り予想は、新潟県、山形県、岩手県が3月10日ごろ、秋田県、青森県が3月15日ごろ、北海道が5月7日ごろとしている。

伊達 浩二