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ヤマハ、夫婦で使えるユニセックスカラーで幼児2人同乗可の電動アシスト自転車

前方と後方にチャイルドシートを装着することで、幼児2人を同時に乗せることができる電動アシスト自転車の新モデル

 ヤマハ発動機は、夫婦で使えるユニセックスカラーの幼児2人同乗可の電動アシスト自転車3機種を2月14日より発売する。前輪タイヤが22インチ、後輪タイヤが26インチでハンドルがふらつきにくく安定して走行できる「PAS Kiss(パスキッス)」と、タイヤサイズが前後輪ともに20インチで身長が低くても安定して走行できる「PAS Kiss mini」、タイヤサイズが前後輪ともに26インチの「PAS Raffini L(パス ラフィーニエル)」の3機種。PAS KissとPAS Kiss miniの希望小売価格はいずれも137,000円。PAS Raffini Lは123,000円。

「PAS Kiss」スパーリングゴールド
「PAS Kiss mini」スパーリングゴールド
「PAS Raffini L」クリスタルアイボリー

 前方と後方にチャイルドシートを装着することで、幼児2人を同時に乗せることができる電動アシスト自転車。新モデルでは、育児に積極的に参加する男性の増加や子育てをしながらファッションも楽しみたいというユーザーの要望に応えて、本体カラーを各モデル6色ずつ用意した点が特徴。スパーリングゴールドやシュガーパープル、グリッターブルー、マットオリーブなど個性豊かな色をラインナップする。また、PAS Kissシリーズ2機種に関しては、サドルやシートポスト、スタンド、タイヤなどをブラック、幼児を乗せるフロントシートの内装部はダークグレイに変更。デザインにこだわりのあるユーザーのニーズに合わせたという。

「PAS Kiss mini」グリッターブルー
オニキスブラック
マットオリーブ
手元のデジタルメーター付きスイッチで、残り何kmアシスト走行できるかの目安を1km単位で表示する

 機能面では、残りアシスト走行可能距離を表示する機能を新たに追加した。これは手元に配置されたデジタルメーター付きスイッチに表示されるもので、従来はバッテリー残量と車速を数字で表示していたが、新モデルでは、残り何kmアシスト走行できるかの目安を1km単位で表示する。状況に応じた走行モードの選択や充電のタイミングを残りアシスト走行距離からも判断できるようになったという。

 安全面では、低重心でまたぎやすい「オープンワイドタフフレーム」、てこの原理を応用してスタンドがかけやすい「らくらく幅広スタンド」、手元で簡単にハンドルを半固定できる「テモトデロック」などを装備。PAS Kissシリーズには、フロントに取り付ける子供用の「スーパーエンジェルシート」が標準装備される。スーパーエンジェルシートは、ハンドルの回転軸上に重心があるため、ハンドルがふらつきにくいという。また、成長に合わせて高さを最大18cmまで無段階で調節できるヘッドサポート、6段階に調整可能なフットレストも備える。フットレストを閉めれば荷物を入れるバスケットとしても使用できるという。

 バッテリーには、容量8.9Ahのリチウムイオン電池を採用。充電時間は約4.5時間で、バッテリー交換目安のサイクル寿命は700~900サイクル。

 本体機能では、内装3段のギアポジションごとに最適にアシストする独自機構「S.P.E.C.3」を搭載。走行モードには、パワーと距離を両立させる「標準」モードと、パワフルな「強」モード、節電して走行距離を伸ばす「オートエコモード プラス」を用意した。好みや走行シーンに合わせて選択できる。満充電時の走行距離は、3機種とも共通で、標準モードが32km、標準モードが37km、オートエコモード プラスが44km。

 PAS Kissの本体サイズは1,865×590mm(全長×全幅)で、重量は33.3kg。本体カラーはスパーリングゴールド/シュガーパープル/マットオリーブ/グリッターピンク/オニキスブラック/グリッターブルーの6色。

 PAS Kiss miniの本体サイズは1,800×590mm(同)で、重量は33kg。本体カラーは、PAS Kissと同じ6色。

 PAS Raffini Lの本体サイズは、1,890×580mm(同)で、重量は29.4kg。本体カラーはエスニックレッド/エスニックオレンジ/エスニックブルー/アースブルー/カカオ/クリスタルアイボリーの6色。

エスニックレッド
エスニックオレンジ
エスニックブルー
アースブルー
カカオ

阿部 夏子