シャープ、余分な明るさを抑えて自動省エネするスクエア形LEDシーリングライト
DL-C513V |
シャープは、自動調光で消費電力を最大約68%抑えるスクエア形のLEDシーリングライト「DL-C513V」など8機種を、11月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は25,000~42,000円前後。
四角形の「ラウンドスクエアデザイン」を採用したLEDシーリングライト。省エネ機能として、自動で明るさを調節する「エコセンサー」「エコ調光」という2つの技術を採用した点が特徴。
「エコセンサー」は、室内に太陽光が差し込むと、自動で余分な明るさを抑制する。また「エコ調光」は、時間の経過とともに明るさを緩やかに抑えることで、省エネを行なう。同社によると、この2つの技術で、センサーなしの場合と比べて最大約68%の省エネ効果があるとしている。
また、消費電力1W当たりの明るさを示す数値「固有エネルギー消費効率」も向上。LEDを効率良く配置したモジュール設計と、それに合わせた電源回路設計を行なうことで、12畳向けモデル「DL-C513V」の固有エネルギー消費効率は、従来機から約37%アップした108.3lm/Wとなった。低電流ながら、従来モデルと同じ明るさが維持できるという。また、10畳向け「DL-C413V」、8畳向け「DL-C313V」、6畳向け「DL-C213V」についても、それぞれ高い省エネ性を実現しているという。
エコセンサーによる調光イメージ | 従来モデルと比べた固有エネルギー消費効率 |
このほか、10段階の調光と調色も可能。調色は白熱電球に近い赤みがかった暖色の光から、蛍光灯のような青みがかった寒色の光まで変えられる。常夜灯も3段階の調光が可能。合計で100通り以上の光の色と明るさが選べるという。
調光・調色のイメージ |
フレームが木目調の「DL-C513V-M」 |
フレームのデザインには、ホワイトと木目調の2タイプを用意。なお、木目調の店頭予想価格は、ホワイトよりも2,000円前後高くなっている。
本体サイズは全シリーズで550×67mm(外径×高さ)。重量はホワイトが2.8kg、木目調が2.9kg。設計寿命は40,000時間。
型番 | DL-C513V | DL-C413V | DL-C313V | DL-C213V |
適用畳数 | ~12畳 | ~10畳 | ~8畳 | ~6畳 |
光束 | 5,200lm | 4,400lm | 3,800lm | 3,050lm |
消費電力 | 48W | 44W | 38W | 35W |
店頭予想価格 | 40,000円前後 | 35,000円前後 | 30,000円前後 | 25,000円前後 |
型番 | DL-C513V | DL-C413V | DL-C313V | DL-C213V |
適用畳数 | ~12畳 | ~10畳 | ~8畳 | ~6畳 |
光束 | 4,850lm | 4,100lm | 3,550lm | 2,850lm |
消費電力 | 48W | 44W | 38W | 35W |
店頭予想価格 | 42,000円前後 | 37,000円前後 | 32,000円前後 | 27,000円前後 |
(正藤 慶一)
2012年11月2日 14:00