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東芝、部屋中をくまなく4回掃除するロボット掃除機「Smarbo V」

Smarbo V(スマーボ ヴイ) VC-RB8000

 東芝ホームアプライアンスは、部屋中をくまなく4回掃除するロボット掃除機「Smarbo V(スマーボ ヴイ) VC-RB8000」を9月1日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は9万円前後。

 室内を自動で掃除、終了後は自動で充電台まで戻るロボット掃除機。スマーボは本体上部に搭載されたカメラで室内を検知、一度掃除したルートを記憶しながら掃除する点が特徴。

 東芝によると、ロボット掃除機の市場は年々拡大しており、2012年度は2010年度比較で250%伸長を見込んでいる一方、ユーザーからは「ゴミが取り切れていない・ムラがある」、「キレイになっていない」など、集塵性能に関する不満があったという。この点を踏まえて、新モデルのスマーボ ヴイでは「丁寧さ」と「掃除力」をコンセプトとし、室内を室内を縦横2回ずつ計4回自動で掃除する機能を新たに搭載した。

ロボット掃除機の市場は年々拡大している ユーザーからはゴミの取り残しや、運転ムラについての不満が多かったという 新モデルでは、独自の機構により室内を4回掃除する機能を搭載した
本体裏面 リモコン 充電台
ダストボックスは本体前面から引き出す ダストボックス ダストボックスにはフィルターが搭載されている

 本体には2つのCPU(中央演算処理装置)と45個のセンサー、カメラを搭載。スピード、移動距離、角度などを細かくセンシングした情報とカメラから得た情報を2つのCPUで、素早く処理するため、現在位置を把握しながら、掃除していない場所を素早く判断するという。また、迂回する場合や、作業中に充電が切れた場合も作業を中断した場所まで、戻って掃除を再開する。

 本体には赤外線によりゴミを感知するゴミセンサーを搭載。ゴミが多い場所を2周して、また元に戻って掃除を行なう。

本体上部に搭載されたカメラ 天井面を撮影して、部屋の形などを認識する 室内を縦横2回づつ、計4回掃除するという
掃除中にバッテリーがなくなった場合、自動で充電器に戻り、充電後は掃除の途中の場所まで戻って掃除を再開する ゴミセンサーにより、ゴミを検知。ゴミの量が多いところは2周してゴミを取り除く

 掃除システムも強化した。本体左右に備えられたサイドブラシで、まずゴミをかき集め、中央のワイドパワーブラシでゴミをかきこむ、それらのゴミを強力ファンモーターで吸いこみ、最後に本体後方のモップで拭き掃除を行なう。東芝では、これを「4段階お掃除システム」とし、ゴミ取れ性能が従来機種に比べ大幅に向上しているという。

 なお、モップによる拭き掃除はフローリングにのみ対応する。モップは取り外し可能で、水洗いできる。

サイドブラシ、パワーブラシ、モーター、モップで4段階の掃除を行なうという 本体左右に設けられているサイドブラシ パワーブラシの下にモップが備えられている
4段階お掃除システム採用により、ゴミ取れ性能は従来機種より大幅に向上した。小麦粉のような粉ゴミの場合、従来の約2倍ゴミが取れるようになった モップはフローリングのみに対応。取り外し可能で、水洗いできる モップを取り外した状態

 使い勝手の面では、ベッドやソファの下に入り込んで掃除できるように、本体の高さを従来の93mmから80mmに変更。また、45個のセンシング機能により段差や障害物、回転速度などを認識するため、スムーズで正確な運転が可能という。

 運転モードとしては、運転音を約52dBに抑えて運転する「マナーモード」、掃除回数を1回にして消費電力と運転時間を抑える「節電モード」を搭載する。また、赤外線信号で本体の動きを制御する「バーチャルガード」を本体に2個付属する。これは、植木や家具などスマーボを近づけたくない場所に「仮想フェンス」を設けることができるというもの。

本体の高さを従来の93mmから80mmに変更 ベッドやソファの下のわずかなすき間にも入り込んで掃除するという 赤外線信号で本体の動きを制御する「バーチャルガード」

 本体サイズは350×80mm(直径×高さ)で、重量は3.2kg。電源はリチウムイオン電池で、充電時間は約180分。最長運転時間は約60分で、最大60畳(節電モード選択時)の掃除に対応する。消費電力は40W。本体カラーはパールホワイト。

 下位機種として、バーチャルガードの数が1個で、付属品などが少ない「VC-RB7000」も同時発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は85,000円前後。本体カラーはブラック。

「VC-RB7000」 上位機種には2個付属するバーチャルガードが1個となる
東芝ホームアプライアンス リビング機器事業部 リビング機器企画部 グリーン商品企画担当 主任の小林博明氏

 東芝ホームアプライアンス リビング機器事業部 リビング機器企画部 グリーン商品企画担当 主任の小林博明氏は、スマーボについて、「ユーザーの生活を大きく変えるものだと思っている。普段忙しくて掃除の時間が取れない人、共働きの人はもちろん、掃除を負担に感じている高齢者の方にぜひ、使っていただきたい」と話した。

 会場からは、「スマーボは韓国のサムスンのOEMではないのか」という質問が出た。これに対しては「基本的にそのような質問にはお答えできないが、開発は東芝が担当、製造は外部に委託している。掃除機というのは、国や地域によって大きく仕様が違っている。日本はほかの国に比べて圧倒的に綿ゴミが多いし、床面も様々。海外の製品を持ってきてそのまま使うようなことはできないし、日本に合う製品を作っている」と答えた。






(阿部 夏子)

2012年8月8日 14:28