GAC、お米を低温で長期保存する「定温米びつクーラ」

「定温米びつクーラ」

 GACは、お米のおいしさを損なわずに長期保存できる「定温米びつクーラ」を発売した。価格は20kg用タイプが37,800円、10kg用タイプが34,800円。

 お米をおいしく長期保存できる米びつ。お米を保存するために理想的な気温約15℃、湿度を60%以上の状態で保管できる。

 同社によると、自宅でお米を保存するのは難しいという。常温保存では精米後10日程でお米の水分量が低下してしまうほか、冷蔵庫での保管は温度が低すぎてお米が乾燥し、水分が失われる原因になる。常温で保存した場合には、お米に虫が付いてしまうこともある。

 定温米びつクーラでは、米を定温保存して、お米の持つ水分量の低下を抑える。また米の酸化を抑え、美味しさの源であるデンプンの減りを抑制する。さらに、約15℃で保存することで、害虫の活動や繁殖を抑えられるという。

スリムな本体お米を約15℃で保存するため、害虫からお米を守る効果もある

 冷却方式はペルチェ方式。庫内の温度を感知して電源を自動的にON/OFFする。

 お米の取り出しはレバー式で、1合と2合の2本のレバーがある。両方を同時に押すことで一度に3合を出すこともできる。

 20kg用タイプの本体サイズは約320×540×730mm。置き場所を選ばないスリムな形となっている。本体重量は約15kg。運転音は34dB以下。






(小林 樹)

2012年4月24日 00:00