東京電力、柏崎刈羽発電所6号機が26日に停止

~北海道電力泊原発3号機以外の全原発が停止
柏崎刈羽原子力発電所

 東京電力は、新潟県の柏崎刈羽発電所6号機(135.6万kW)を、定期検査のため26日に停止すると発表した。これにより、東京電力が所有する17基の原子力発電所すべてが停止する。

 日本国内で稼働中の原子力発電所は、北海道電力泊原発3号機(91.2万kW)のみとなる。泊原発3号機は4月下旬以降に定期検査入りする見込み。

 東京電力は、自社の原発全基停止についてについて発表したコメントで、「当面の電力需給に関しましては、安定供給は確保できる見通しですが、引き続きお客さまにおかれましては、無理のない範囲で節電へのご協力をお願いいたします。また、今夏の電力需給につきましては現在精査を行っているところですが、今回の停止で大きな供給力減となる中、引き続き電力設備の確実な運転・保守に努め、安定供給の確保に最大限の努力を傾注してまいります」としている。






(伊達 浩二)

2012年3月26日 00:00