大阪、愛知など1府12県が今日から花粉シーズンに突入

大阪、愛知など1府12県が“花粉シーズン”に突入した

 ウェザーニューズは本日、大阪、愛知など1府12県が“花粉シーズン”に突入したとを発表した。大阪府内に在住する花粉症患者の24時間以内の報告によると、40%以上の方が「ややつらい」かそれ以上の症状を感じ始めているという。

 ほかに愛知県、福岡県、静岡県、岐阜県、福井県、兵庫県、和歌山県、佐賀県、長崎県、熊本県、山口県、山梨県でも、花粉症の症状が出始めるレベルの花粉が観測されている。

 同社によると、今日は、雨上がりに晴れて、気温が上がり、花粉の飛散に好条件となり、大阪府内10カ所の観測地点で、花粉に敏感な人に症状が出始める花粉飛散量(10個)を超えるレベルに達することが予想されるという。

 今後の飛散予測については、3月に入ると寒さが一段と緩んで、花粉の飛散量が増えると見込まれる。今シーズンの飛散量は、飛散量の多かった昨年の3割程度に留まる地域が多いものの、例年並みの飛散量になるという。同社では花粉症の患者に対し、最新の花粉飛散情報を確認し、十分な対策を取る必要があると呼びかけている。







(小林 樹)

2012年2月24日 16:56