シャープとタニタ、健康を軸に量販店で共同展示

~ヘルシオでタニタの社員食堂メニューをより効果的に調理
ヨドバシカメラ マルチメディア梅田での共同展示の様子

 シャープとタニタは、家電量販店の店頭において、シャープのウォーターオーブン「ヘルシオ」と、タニタの「デジタルクッキングスケール」を合同で展示した共同販売促進プロモーションを実施する。

 すでに、2012年2月16日から一部量販店で実施しており、今後、大手家電量販店を中心に2,000店舗以上で展開する予定だ。

 共同展示は、「ヘルシオで作るタニタ食堂の500kcalレシピで健康カラダづくりを応援!」をテーマに、ヘルシオとデジタルクッキングスケールを並べて展示するほか、人気となっている書籍「体脂肪計タニタの社員食堂」で紹介されたメニューの中から2種類を選び、ヘルシオを使って調理する方法をレシピチラシとして配布。タニタの社員食堂メニューを、「ヘルシオで健康調理」として提案。食生活の改善から生活者の健康をサポートすることを訴求する。

 店頭で配布しているチラシに掲載しているレシピ「鶏唐揚げ風オニオンソース定食」では、ヘルシオを使うことで、過熱水蒸気で焼き上げることができるため、通常の調理方法と比較して、46kcalのカロリーダウンが期待できる点や、「糸こんにゃくとたけのこの中華煮」、「えのきのたらこ和え」との3品同時調理による手間と時間の節約が可能になることなどをアピールする。

 なお、チラシで紹介される2種類のレシピは、AX-PX2でのみ調理が可能なオリジナルメニューとなっている。

 シャープでは、「当社のヘルシオでは、健康調理によってヘルシーな食生活をサポートしており、またタニタでは、様々な健康計測機器を展開し、『はかる』を通して、世界の人々の健康づくりに貢献している。同じ『健康』の切り口から、なにか取り組めないかという、両社の想いが一致したことで、今回の販売促進におけるコラボレーションが実現した」と語る。

タニタのデジタルクッキングスケールを一緒に展示することで、食材や調味料の量をきちんと計測して調理する「タニタではかってダイエット」を訴求する

 また、ヘルシオが展示されている調理器コーナーにも、タニタのデジタルクッキングスケールを展示することで、食材や調味料の量をきちんと計測して調理する「タニタではかってダイエット」を訴求するほか、体脂肪計・体組成計や活動量計などを設置。食事、運動という観点からも、身体の健康をサポートする必要性を提案するという。

 シャープとタニタが共同で販売促進プロモーションを行なうのは初めてのことで、「今回のヘルシオおよびタニタの健康販促による相乗効果によって、楽しくヘルシーな健康生活をサポートしていきたい」(シャープ)としており、今後、レシピチラシには、タニタの社員食堂メニューからの掲載拡充も検討しているという。また、AX-GX2やAX-MX2などヘルシオの他モデルでの調理方法についても、シャープのWEBサイトなどで公開し、「健康」を軸にした訴求を強化するという。







(大河原 克行)

2012年2月21日 13:59