パナソニック、容量130Whの持ち運びやすい蓄電池

~AC100Vを約1時間供給
ポータブル電源「CB-LS01H」

 パナソニックは、容量130Whの持ち運べる蓄電池「ポータブル電源 CB-LS01H」を、8月26日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10万円前後。

 停電時には緊急電源として、通常時はアウトドアなどに利用できるポータブルタイプの蓄電池。本体内に21本のリチウムイオン電池を内蔵している。電池容量は130Wh(5.13Ah)で、停電時でも、タップを繋ぐことで、テレビやパソコン、LEDライトが同時に使用できるという。

 蓄電池自体の充電には、ACアダプターまたはシガーライターを使用。充電時間は、ACアダプターが約3.5時間、シガーライターが4.5時間。

 出力には、正弦波のAC100V1個口と、500mAのUSBポート2個口備える。スイッチを切り替えて50/60Hzの周波数の選択もできる。連続稼動時間は、AC100Vが約1時間、USBが約18時間。

 停電時は、操作パネル面に備えられた高輝度LEDライトが5分間点灯。同時にアラームも鳴って、所在を知らせる仕様となっている。

 また、持ち運びやすいように、本体側面にハンドルを設置。肩に掛けて持ち運ぶためのベルト穴も設けられている。

 本体サイズは220×250×85mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約3kg。5段階の電池残量表示機能も備える。

テレビやLEDライト、パソコンなども同時に使用できるという。なお、本体のコンセントは1つだけのため、複数の機器を使用するにはタップが必要になる操作パネル面。停電時には左端にあるスイッチが点灯し、ボタンのバックライトも点灯する操作ボタンは、パネル面以外には用意されていない
本体が持ちやすいハンドルも備える。重量は3kgで、ずっしりとした感覚はあるものの、持てる範囲だハンドル脇にある穴は、肩掛け用のベルトの通し穴となる





(正藤 慶一)

2011年7月5日 16:19