ユニティ、“世界最高クラスの明るさ”のLED電球

~全光束は1,300ルーメン
XLEDIA(エクスレディア) X15-CJ 昼光色。全光束は“世界最高クラス”を謳う1,300lm

 ユニティは、“世界最高クラスの明るさ”を謳うLED電球「XLEDIA(エクスレディア) X15」シリーズを、3月1日に発売した。昼光色タイプと電球色タイプの2種類が用意され、価格はオープンプライス。店頭予想価格はいずれも6,980円前後。

 全光束が昼光色タイプで1,300lm、電球色タイプで1,000lmと、高い全光束が特徴のE26口金用LED電球。直下照度は、前者は白熱電球200W形相当、後者は160W形相当という。同社では昼光色タイプについて“世界最高クラスの明るさ”としており、また電球色タイプで1,000lmを越えたことについては“世界初”としている。

 また、定格寿命は40,000時間の長寿命。1日8時間の使用で、約13年取り替えが不要という。長寿命の理由として同社では、LED電球から発生する熱を効率的に放出する技術「TTR(Tunneling Thermal Resistance)」を採用したことを挙げている。

 保障期間は3年間。欧米の安全基準をクリアしているため、電波障害の心配もないという。調光器・密閉型器具には使用できない。

 同社ではX15シリーズについて「LED電球は暗い」という印象を払拭するとしている。また用途としては、ロビーやエントランスなど施設・設備での用途を挙げている。

X15シリーズの昼光色タイプ「X15-CJ」電球色タイプの「X15-WJ」。全光束は1,000lm

寿命50,000時間の下位モデルも

 下位モデルとして、全光束が昼光色タイプで1,100lm、電球色タイプで820lmの「X13」シリーズも同時に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5,980円前後。

 X13シリーズは、X15シリーズよりも明るさを抑えた一方、定格寿命が50,000時間と長持ちする点が特徴。1日8時間使用した場合、約17年取り替えが不要という。直下照度は、昼光色タイプが白熱電球180W形相当、電球色タイプは140W形相当。調光器・密閉型器具には使用できない。

X13シリーズの昼光色タイプ「X13-CJ」。全光束は1,100lm電球色タイプ「X13-WJ」。全光束は820lm
【エクスレディア X15/X13シリーズのスペック】
型番口金光色色温度全光束消費
電力
設計寿命白熱電球と
比較した明るさ
(直下照度)
重量サイズ
(直径
×高さ)
X15-CJE26昼光色6,000K1,300lm16.6W40,000時間200W形相当150
g
70×132
mm
X15-WJE26電球色2,700K1,000lm16.6W40,000時間160W形相当
X13-CJE26昼光色6,000K1,100lm13.5W50,000時間180W形相当
X13-WJE26電球色2,700K820lm13.5W50,000時間140W形相当

【訂正】初出時、記事中に「昼白色」との表記がありましたが、メーカーより「昼光色」に訂正するとの連絡がありました。訂正させていただきます。





(正藤 慶一)

2011年3月1日 13:51