名古屋のテレビ塔がパナソニックのLED照明でライトアップ
パナソニック電工は、愛知県・名古屋市のテレビ塔ライトアップに、同社のLED照明「EVERLEDS(エバーレッズ)」が採用されたことを発表した。
名古屋のテレビ塔のイルミネーションイメージ | ライトアップに使用されるパナソニック「EVERLEDS(エバーレッズ) LEDカラー演出用ライトアップ照明器具 |
今回のライトアップは、名古屋開府400年を記念した「NAGOYAアカリナイト」のイベントの1つとして行なわれるもの。NAGOYAアカリナイトでは、「名古屋に育まれてきたものづくり精神と、産業の未来を照らす新しい資産であるLED照明を融合し、これまでにないイルミネーションやライトアップを行なう」という。会期は12月17日17時から12月25日までで、名古屋テレビ塔を中心に久屋大通公園一帯でさまざまなイベントが行われるという。
パナソニックのエバーレッズがライトアップ照明として採用された名古屋市のテレビ塔は、市のシンボルとして長く市民に親しまれてきたが、地上デジタルテレビへの移行により、電波塔としての役目を来年で終える。今回のイベントでは、電波塔として最後のクリスマスを迎えるテレビ塔を「ハートタワー」として、今までの感謝の気持ちを特別なライトアップにより表現するという。
ハートタワーのライトアップには、エバーレッズ LEDカラー演出用ライトアップ照明器具28台と、新開発のLED白色投光器28台が採用された。ライトアップの演出デザインは名古屋工業大学大学院 伊藤孝紀 准教授によるもの。パナソニックでは、スケジュールごとの照明演出のシュミレーションやソフトの作成に技術協力しているという。
ありがとうの気持ちがこもったメッセージが届くと、テレビ塔のイルミネーションの色で反応するという |
なお、イベント会期中はメールやツイッターで「日常のありがとう」のメッセージを募集。メッセージが届くとテレビ塔がイルミネーションで反応するというキャンペーンを実施。メールのアドレスやツイッターのタグなどはキャンペーンサイトにて公開されている。
(阿部 夏子)
2010年12月13日 17:11