東芝、ピコイオン搭載の扇風機2機種

 東芝ホームテクノは、同社独自の“ピコイオン”発生ユニットを搭載したタワー型扇風機「ピコタワー F-TM50X」と、サーキュレーター「ピコサーキュ F-CM18X」を5月1日より発売する。希望小売価格はいずれもオープンプライス。「ピコタワー F-TM50X」の店頭予想価格は15,000円前後、「ピコサーキュ F-CM18X」を10,000円前後。

ピコタワー F-TM50X「ピコサーキュ F-CM18X」。ピンク

 ウイルス抑制、除菌、アレル物質の抑制効果などがある同社独自の「ピコイオン」を搭載した扇風機とサーキュレーター。ピコイオンは、微細な水に包まれた強い酸化力を持つ活性酸素「OH ラジカル」で、水を含んだピコイオン放出ピンに高電圧を加えることにより生成される。同社のピコイオン生成ユニットでは、給水タンクの水を使用するため、室内の状況に左右されず、安定して放出できる点が特徴。

 また、ルームエアコンとの併用を想定して「切/入タイマー」をいずれの機種にも採用した。エアコンのタイマーと組み合わせて使用することで、効率的な運転ができるという。

「ピコタワー F-TM50X」使用イメージ「ピコサーキュ F-CM18X」使用イメージ

 タワー型の扇風機「ピコタワー F-TX50X」は、本体を部屋の隅に設置することを想定して、縦長のデザインを採用している。

 運転モードとしては、ピコイオンのみを放出する「ピコイオン単独運転」機能を搭載するほか、90度の自動首振り運転にも対応する。風量の切替は6段階。タイマーは、1時間ごと最大9時間まで設定できる。

 使い勝手の面では、タイマーの時間や運転状態を表示するLEDデジタル表示パネルを本体正面に設置。本体の操作は本体上部の操作部分で行なうほか、カードリモコンも付属する。

 本体サイズは、300×300×891mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約5.6kg。消費電力は35W/37W(50Hz/60Hz)。最大風量は5.6立方m/分。本体カラーはホワイト。

本体正面には、運転状態を表示するLED表示パネルが設置されるほか、カードリモコンも備える

 「ピコサーキュ F-CM18X」は、真横から真上まで送風角度を設定できるサーキュレーター。上下で6段階に首角度を設定できるので、隣の部屋に送風したい時や、洗濯物に風を当てたい時など状況に応じた使い方ができるのが特徴。

 本体の風量切替は3段階。切タイマーは4/2/1時間から、入タイマーは6/4/2時間からそれぞれ設定できる。本体の運転状況は本体下部のインジケーターパネルで表示する。

6段階の角度調節で、用途に応じて様々な使い方ができる

 本体サイズは258×258×319mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約3.3kg。消費電力は57W/53W(50Hz/60Hz)。最大風量は18立方m/分。本体カラーはホワイト、ピンク、ブルーの3色。

ブルーホワイト



(阿部 夏子)

2010年4月22日 13:50