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パナソニック、オフィスもしっかり加湿できる大容量気化式加湿器

 パナソニックは、オフィスもしっかり加湿できる気化式加湿器「FE-KXP23」を9月15日より発売する。価格はオープンプライス。市場想定価格は8万円前後(税抜)。

オフィスもしっかり加湿できる気化式加湿器「FE-KXP23」

 適用床面積64畳(プレハブ洋室)の大空間向け加湿器。新しい機構を搭載したことで、1時間当たりの最大加湿能力は2,300ml(ターボ運転時)と気化式加湿器としては、業界No.1を実現している。具体的には加湿フィルターを従来の筒形形状からフラットな形状に変更、4枚重ねることで給水可能な面積を従来の約2.3倍とした。ポンプで水をくみ上げて、加湿フィルターをしっかり濡らし、潤った風を大量に送り出すことで、パワフルな加湿を実現した。

フラット形状のフィルターを4枚重ねて、給水可能な面積を従来の約2.3倍とした。ポンプで水をくみ上げて、加湿フィルターをしっかり濡らし、潤った風を大量に送り出すことで、パワフルな加湿を実現している

 運転音も小さくなった。従来機種では、2つのファンを使い4方向から強制的にフィルターへ風を通す複雑な風路構成だったが、新モデルではフィルターのすぐ後ろにファンを配置し、風路を最適化した。これにより、ファンの回転数が少なくなり、運転音が低減した。「静かモード」では、図書館より静かな運転音25dB以下を実現、1回の給水で約12時間連続運転できる。

 省エネ性にも優れている。ターボ運転時の1時間の電気代は約1.2円で、静かモード運転時は約0.1円。そのほか、使い勝手では、水回りのお手入れが約3カ月に1回の「簡単お手入れ設計」、押し洗い可能で約10年間交換不要のフュージョンフィルター採用、パナソニック独自の「ナノイー」を照射することで、フィルターを清潔に保つ「フィルター清潔モード」などを備える。

 本体サイズは560×280×700mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約16.1kg。本体カラーはホワイト。タンクは容量6Lのものが2つ付属する。

 ラインナップとして、適用床面積約56畳(プレハブ洋室)で、最大加湿能力が2,000ml/hの「FE-KXP20」も同時発売する。市場想定価格は7万円前後(税抜)。