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シャープ、紙の教科書のように表示できる中・高校向けの統合型学習アプリ

 シャープは、辞書や参考書などを搭載したiPad向けの統合型学習アプリケーション「Brain+」を、中学校や高校に3月から提供開始。Windows用は、7月に開始予定。すでに、8校での導入が予定されている。

タブレット向け総合型学習アプリケーション「Brain+」

 電子書籍事業で磨いた、紙の表現に近い自動レイアウト技術をベースに、電子辞書「Brain」で培った全文検索機能などを備えた統合型学習アプリケーション。iPad用とWindows用を用意。

 タブレットの画面上に実際の書籍に近いレイアウトでコンテンツを表示可能。オリジナルの教材をアプリケーションに取り込めることができ、収録コンテンツと同じように検索機能や学習サポート機能を使える。

 基本辞書だけを収録した「10冊版(ON-PB1A、ON-PB1W)」と、英語・数学・化学・物理・地学・日本史・世界史辞典などの学習教材を追加した「31冊版(ON-PA1A、ON-PA1W)」の2種が用意されている。

左が「31冊版(ON-PA1A、ON-PA1W)」の、右が「10冊版(ON-PB1A、ON-PB1W)」の搭載コンテンツ

 iOS8以降とWindows 7以降に対応。搭載メモリはiPadで1GB以上、Windowsで4GB以上が必要。