ニュース
パナソニック、“加圧追い炊き”で甘みが10%アップした高級炊飯器「Wおどり炊き」
2017年3月13日 15:09
パナソニックは、甘みともちもち感がアップしたごはんを炊き上げる高級炊飯器「スチーム&可変圧力IHジャー炊飯器 SR-SPX107/187」を6月1日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は5.5合炊きの「SR-SPX107」が11万円前後、一升炊きの「SR-SPX187」が115,000円前後で、いずれも税抜価格。
釜底と底側面の通電を高速できりかえて熱対流を発生させる「大火力おどり炊き」と、加圧・減圧を繰り返してお米を釜底から対流させる「可変圧力おどり炊き」で、お米一粒一粒に均一に熱を伝える「Wおどり炊き」を搭載した高級炊飯器。
新モデルでは、炊飯工程後半の追い炊き時にも加圧して釜内を高温化する「加圧追い炊き」機能を新たに搭載。高温状態を維持することで、米の芯まで熱を伝え、米のα化を促進、従来より甘みが約10%、もちもち感(ねばり)が約9%向上したという。
内釜には、素材を改良し、断熱性能が約10%向上した「ダイヤモンド竈釜」を採用。高い断熱性で釜内の熱を閉じ込めて、米の甘みを引き出すという。また、グラデーション塗装を新たに採用するなど、デザインも一新している。
お手入れ性も向上している。同シリーズでは、炊飯後の気になるニオイを低減させる「お手入れ機能」を従来より搭載しているが、新製品では、加圧減圧により一気に蒸気を噴射し、ニオイの低減効果が従来比で約28%向上している。また、洗浄時間も約40%短縮し、約28分で洗浄できるようになった。
そのほか、お米の種類に応じて、炊飯工程を最適化する「銘柄炊き分け」機能も搭載。対応銘柄は全国50銘柄。
5.5合炊きの「SR-SPX107」の本体サイズは266×338×233mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は7kg。消費電力は1,210W。本来カラーはルージュブラックとスノークリスタルホワイトの2色。