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三菱電機、鈴木亮平さんを東京オリンピックのオフィシャルパートナーCMに起用
2016年7月25日 11:57
三菱電機は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックにオフィシャルパートナーとして参加し、イメージキャラクターに俳優の鈴木亮平さんを起用することを発表した。7月29日に、全国でテレビCMのオンエアを開始する。
同社は、東京2020オリンピック・パラリンピックに、エレベーター・エスカレーター・ムービングウォークカテゴリーのオフィシャルパートナーとして参画。大会関連施設および周辺インフラのバリアフリー化に貢献するという。また、選手団の応援などを通じ、大会の成功に向けて尽力するとしている。
CMでは「ひとつ上の自分へ。」というテーマのもと、上昇するエレベーターから東京の街並みを眺める鈴木亮平さんのナレーションを通じて、三菱電機が東京オリンピックやその先の社会に、エレベーターやムービングウォークで貢献するというメッセージを表現。鈴木さんが真摯に紡ぎだすひとつひとつの言葉が、同社の想いと重なっていくとしている。
三菱電機 宣伝部長 関 邦彦氏は、イメージキャラクターの鈴木亮平さんについて以下のように語った。
「皆さんご存知のとおり、鈴木亮平さんはドラマや映画などで活躍されており、親しみやすさとやさしさ、さらには力強さも兼ね備えています。ご自身もバスケットボールをされているなど、スポーツへの興味が高く、当社と一緒になって東京オリンピック・パラリンピックを応援していただけることを、嬉しく思います」
英語のナレーションにも挑戦
会場には、鈴木亮平さんも登壇。イメージキャラクターに起用されたことについて次のように話す。
「東京オリンピック・パラリンピックという、社会的にすごく意義のあるプロジェクトに参加でき率直に嬉しく思います。今年はリオオリンピックがありますが、2020年はもう4年後なので、僕自身も引き締まる思いで撮影しました。CMでは、エレベーターで東京の街を見つつ自分も上にあがっていき、自分も頑張ろうと前向きな気持ちを表情などに込めました」
また、今回のCMは英語バージョンも展開。留学経験もある鈴木亮平さん自身が、英語のナレーションに挑戦している。
鈴木さんは、「英語でのナレーションは普段ない仕事なので刺激的でした。それこそ“ひとつ上の自分へ”というテーマに沿った経験になりました」と述べた。
なお、CMはいずれのバージョンも、スペシャルサイトでは既に公開されている。
製作中の第2弾CMでは車椅子バスケットボールを取材
また、同社は、視覚障がい者などでも製品を扱いやすいようにと、さまざまな家電製品にユニバーサルデザインを組み込む活動にも注力。音声ガイドで操作できる炊飯器など、より多くのユーザーが先進の機能を搭載した製品を扱えるように尽力している。
あわせて、障がい者スポーツの普及・啓発を目指し、2015年には一般社団法人日本車椅子バスケットボール連盟とのオフィシャルスポンサー契約を締結。全国で車椅子バスケットボールの体験会を開催するなど、日本障がい者スポーツ協会(JPSA)の理念である「活力ある共生社会の創造」の実現に貢献すべく取り組んでいる。
東京オリンピック・パラリンピックに向けた、現在製作中の第2弾CMでは、鈴木亮平さんが車椅子バスケットボールチームを取材。
車椅子バスケットボールの試合を目にした鈴木さんは、「普通のバスケットボール以上に激しくて驚きました。車椅子同士がぶつかり合いながらバスケをしていて、転んでも自分で起き上がらないといけないんです。こうした活動を通して、今まで知らなかった競技にも注目してもらえればと思います」と語った。