【インテリアライフスタイル展2009】
エレクトロラックス、“静か”な掃除機「ウルトラワン」など新製品を公開



「ultraone(ウルトラワン)」が並べられた、エレクトロラックスのブース
 エレクトロラックスのブースでは、10月発売予定の掃除機の新モデル「ultraone(ウルトラワン) ZB8811」を、参考出品として展示した。

 ウルトラワンはキャニスタータイプの布パック式掃除機で、「超静音」を謳っている点が特徴。モーターを柔らかい素材で包んで振動を抑えたり、ダクトで空気の流れを改善し、遮音材で空気の流れから発生する運転音を和らげるといった、運転音を抑制する機構を採用している。なお、運転音については、現在のところ確認中とのこと。

 また、使い勝手の面でも向上を図っており、タイヤは段差を簡単に乗り越えられるようソフトな素材を採用し、本体内には3種類のノズルが収納できる。さらに、0.3μmのゴミを99.995%除去する「HEPA13」フィルターを搭載し、排気をキレイにする仕組みになっている。

 本体サイズは400×610×400で、重量は7kg。最大消費電力は1,000W。集塵容量は約5L。価格は未定だが、6万円弱を予定しているという。

カラーは白(左:アイスホワイト)とオレンジ(右:コッパーメット)の2色ウルトラワンのロゴマーク。機能を示すアイコンには「クリーニング性」「静音性」「操作性」の3点が謳われている

ウルトラワンの電源を入れたところ。なお、電源スイッチはスティック部ではなく本体にある

本体底面。タイヤ部は段差を簡単に乗り越えられるよう、柔らかい素材を採用する本体上面。写真下の穴の部分から、HEPA13フィルターを通った排気が出る

写真のように、本体を横置きにした状態でもスティックが立てられる床用のノズルを裏側から見たところ。柔らかい素材のフローリングにも向くという

 掃除機ではこのほか、「ergospace(エルゴスペース)」シリーズの新製品として「new ergospace(ニューエルゴスペース) ZE350」も展示された。ニューエルゴスペースは、新しいノズル「ESNO」を採用し、従来機種よりも強力に集塵できる機構が特徴。発売は11月の予定で、価格は未定。

「new ergospace(ニュー エルゴスペース) ZE350」ブラック×ホワイト同じくZE350の エボニーマットブラック


 ブースでは、“やさしい、心地よい、リフレッシュ”をテーマとした新ブランド「mjuk vit Friska(ミュークヴィート・フリスカ)」シリーズのパネルヒーター「EPH912」とカーボンヒーター「ECH930」、スチーム式加湿器「EHF901」の3製品も展示していた。いずれも9月1日発売予定。

 従来製品から比較すると、ヒーター2機種では、チャイルドロックや転倒時の自動OFFスイッチ、加湿器では高温時の自動ストップ機能が付いたPTCヒーターや、お湯の流出を防ぐ「簡易ロック」といった、安全機能が追加されている。

 価格は全機種が未定だが、現在のところはパネルヒーターが2万5千円程度、カーボンヒーターとスチーム式加湿器が1万円程度の予定となっている。

パネルヒーター「EPH912」。9月より発売する「mjuk vit Friska(ミュークヴィート・フリスカ)」シリーズのひとつとして展開されるカーボンヒーター「ECH930」。カラーは白と黒の2色スチーム式の加湿器「EHF901」も、白と黒の2色が用意される。アロマ用のカップも付属する



(本誌:正藤 慶一)

2009年6月3日 17:04