【年末特別企画】

やじうま大掃除ウィーク:窓・網戸/リビング編

~普段はできない網戸や窓も、年末にすっきりしよう!
by 阿部夏子

 1日で1番過ごす時間が長い場所と言えば、リビングルーム。今回は網戸や窓掃除、床の水拭き掃除など、リビングの中でも普段なかなかできない場所を掃除してみた。

網戸掃除が楽々できちゃう~ジョンソン「スクラビングバブル 網戸ワイパー」

ジョンソン「スクラビングバブル 網戸ワイパー」

 考えてみると、ここ数年窓掃除はしていても、網戸掃除は1回もしていなかった。汚れが目に見えにくいこともあって「まぁいいや」と後回しにしてしまっていたのだ。

 網戸掃除というと、まず網戸を取り外して、ブラシや水を使って網戸をジャブジャブと洗う――そんなイメージがあったのだが、今回紹介するジョンソン「スクラビングバブル 網戸ワイパー」を使えば、驚くほど簡単に出来てしまう。


メーカージョンソン
製品名スクラビングバブル 網戸ワイパー
購入場所ドラッグストア
購入価格593円


 本体はT字形で、フローリングワイパーなどと同じように専用のシートを取りつけて、網戸の掃除をする。本体サイズは140×220mm(幅×高さ)で、フローリングワイパーに比べるとずっとコンパクトなサイズだ。フローリングワイパーと違うのは、取っ手が短いことと、シートを取りつける面が細かいブラシ形状になっていること。ブラシといっても、毛足はごく短くて、固い。このブラシが網戸の網目の間に入り込んで、汚れを落とすというのだ。
製品本体。140×220mm(幅×高さ)で、ハンディサイズシートを取りつける面には、短くて細かい毛が付いているブラシの上から専用のシートを取りつける

 実際に使ってみると、これが面白いほど簡単に汚れが落ちる! もともと網戸の掃除をさぼっていたこともあって、1回往復させただけでシートが真っ黒になってしまった。本体にはあらかじめ2枚の専用シートが付属しているが、当然これだけでは足らず、すぐに取り換え用のシートを買いに走った。

 網戸ワイパーが良いのは、とにかく手軽なこと。網戸を外す必要もなく、水や洗剤を用意する必要もない。本体を持って網戸を往復させるだけで、網目の間に溜まった汚れがするすると落ちる。

使っているところあっという間にシートが真っ黒になってしまった

 また、汚れがほかに広がらないという点も気に入っている。実は、後に紹介する窓掃除用のグッズでも網戸掃除ができるとあったので、試してみたのだが、網戸に付着した汚れをスポンジブラシで外側に掃き出す方式だったため、室内にまでかなりの量のホコリが飛び散ってしまった。また、マンション住まいの我が家の場合、外側に汚れを掃き出すというのは向かない。

 これまで、網戸の掃除をスルーしてきたという人にこそ、使ってほしい一品だ。

・ジョンソン
http://www.johnson.co.jp/
・製品情報
http://www.scrubbingbubbles.jp/products/amido/

1本で窓と網戸が掃除できる ~アイセン「トレピカシリーズ 伸縮柄付 窓洗いワイパー&網戸ブラシ」

アイセン「トレピカシリーズ 伸縮柄付 窓洗いワイパー&網戸ブラシ」

 次に紹介するのは、窓掃除に便利なアイセンの「トレピカシリーズ 伸縮柄付 窓洗いワイパー&網戸ブラシ」だ。我が家は、マンションの4階なので、窓掃除をするには身を乗り出さなければならない。そこで、柄の部分が伸びるタイプを選んだ。


メーカーアイセン
製品名トレピカシリーズ 伸縮柄付 窓洗いワイパー&網戸ブラシ
購入場所ドラッグストア
購入価格840円


 アイセンの「トレピカシリーズ 伸縮柄付 窓洗いワイパー&網戸ブラシ」は、名前の通り、1本で窓掃除と網戸掃除ができるという製品で、ヘッド部の両サイドには、ワイパーとブラシが付いている。

 ブラシ部には、1本あたりの太さが0.045mmの極細繊維からなる同社独自の「トレピカブラシ」を採用している。

製品本体ヘッド部の両サイドには、ワイパーとブラシが付いているブラシの内側はスポンジになっていて柔らかい造り

 このブラシ部を使って、網戸掃除もできるとあったので、窓の前にまずそちらで試してみた。しかし、前項でも述べたように、網戸についていたホコリが窓の外側にかなり広がってしまったので、使用を断念した。我が家はマンションの4階に住んでいるので、ホコリを外に掃き出すと、階下の人に迷惑がかかってしまうからだ。

 ただ、ホコリを除去する能力は評価できたので、マンション住まいではなくて、一戸建ての人ならば、便利に使えるだろう。

ブラシ部分を使って網戸掃除をしたところ。網戸にたまっていたホコリが周囲や外に拡散してしまったブラシにはホコリがびっしりとついたホコリは水洗いで簡単に落とせる

 窓掃除はトレピカブラシと、ワイパーの両面を使って行なう。トレピカブラシの中はスポンジ状になっているので、ここに水を含ませて窓の汚れを除去。そのあと、ワイパーを使って水と汚れを取り除くという手順だ。

 「洗剤いらず」という文面には半信半疑だったのだが、実際に使ってみると、トレピカブラシがしっかり汚れを落としてくれる。ブラシといっても柔らかくて、細かいブラシなので、窓を傷つける必要もない。

 ブラシの角度や柄の長さを調節できるので、無理のない姿勢で作業を進められるところも良い。

ブラシ部に水を含ませて、窓の汚れを取り除くその後はワイパーで水分と汚れを除去する高い窓でも楽に作業できる
ヘッド部の角度を4段階で調節できる外で作業を行なう際にはバケツなどがあった方が便利だ

 一点だけ気になったのは、ワイパーで水を取り除く作業の時に、窓の下が濡れてしまうこと。窓の外側での作業なら問題ないが、室内で作業する場合、あらかじめタオルを用意したり、物を片付けて置くなどの準備が必要だ。

・アイセン
http://www.aisen.co.jp/
・製品情報
http://www.aisen.co.jp/products/cleaning/post_41.html

腰をかがめずにゴシゴシ水拭きができる ~アズマ「グングンマイクロ激拭きワイパー」

アズマ「グングンマイクロ激拭きワイパー」

 大掃除にかかせない作業と言えば、雑巾がけ、つまり「水拭き」だ。小さい頃、畳や廊下を這うようにして作業していたのが懐かしい。

 しかし、今はそんな姿勢をとらなくても簡単に水拭き掃除ができる。アズマの「グングンマイクロ激拭きワイパー」は、立ったまま、水拭きも、水切りもできてしまうという掃除グッズだ。本体先端部に、専用のスポンジとクロスをセットして使い、スポンジの水切りもレバー1つでできる。


メーカーアズマ
製品名グングンマイクロ激拭きワイパー
購入場所ドラッグストア
購入価格2,171円


本体には専用のスポンジとクロスが付属するスポンジをヘッド部に取りつけて使用するスポンジを水に濡らす
柄の部分にあるレバーを上に引っ張るとスポンジの水切りができる仕組みだ手を濡らさずに簡単に水切りできるスポンジの上から専用のクロスをセットする

 一番の魅力は、力を入れてごしごしと使えること。床にこびりついた汚れをすっきりと落とすことができる。掃除機では除去できない、細かいホコリまで取り除けるので、気持ち的にも「掃除したなぁ」という気分になる。

 残念だったのは、付属のクロスのサイズがぎりぎりで、力を入れて掃除していると、何度か外れてしまったこと。せっかく本体の造りががっしりとしているのに、クロスが外れてしまっては意味がない。ここは改善してほしいところだ。

力を入れてゴシゴシと拭き掃除ができる隅までキッチリと掃除できるのは気持ち良い掃除後のクロスには、細かいホコリが付着していた
水拭きした後のキッチン廊下もピカピカになったクロスが外れやすいのが難点

 水拭きができる掃除グッズといえば、フローリングワイパーや、専用の水切りバケツがついた「EASY MOP 360」を思い出すが、今回紹介した「グングンマイクロ激拭きワイパー」はフローリングワイパーよりは本格的で頑丈、EASY MOPよりは収納スペースをとらずに価格を抑えられる。ちょうどその中間といったイメージだろうか。1回のセットで約25畳まで掃除できるというので、居住スペースが広めの人にお勧めしたい。

・アズマ
http://www.luck-at.com/

 キッチン編トイレ編お風呂編に続き、窓・網戸/リビング編はいかがだっただろうか。最終日となる明日は、電源ケーブルに付着したゴミやホコリを取り除く掃除アイテムを紹介しよう。 






2011年12月15日 00:00