洗濯物に合わせて高さや幅を変えて使える多機能物干し

アイリスオーヤマ「伸縮多機能物干し SMH-150R」

　我が家には日当たりの良いダイニングがある。天気の良い日は洗濯物を干すのに最適なスペースだ。だが、洗濯物が干せるスペースを活かせる物干しがない。

　そこで、ダイニングに置ける大きめの物干しを導入することにした。今回購入したのは、アイリスオーヤマの「伸縮多機能物干し SMH-150R」だ。

　伸縮多機能物干しの特徴は、竿を縦と横に伸縮可能な点。高さを約122～160cm、幅を約97～150cmの間で自在に変えられるので、バスタオルやYシャツなど長さの異なる洗濯物を、竿の高さや幅を変えて干すことができる。

　洗濯物を一度に干せる量が多いのも良い。同社によると、シャツを15枚、靴下などの小物を16枚、タオルを4枚、バスタオルを2枚と約4人分の洗濯物が干せるという。なおかつ、収納時には幅97cm、奥行き12.5cm、高さ122cmとコンパクトにたためるので場所をとらない。重さも3.7kgと軽く、妻も簡単に持ち運びしていた。

高さや幅を一定の範囲で自在に変えられる

我が家は2人暮らしなので、洗濯物の数が少ない分、余裕をもって洗濯物をかけられた

　早速、天気の良い日にダイニングで洗濯物を乾かしてみた。正午過ぎから干し始め、夕方の日が陰る頃には厚手のフリースやスウェットを除いたすべての洗濯物が、カラッと乾いていた。

　普段は浴室に干しているが、天気の悪い日や湿度の高い日はなかなか乾かないし、部屋干し特有のニオイも残る。それに比べ、伸縮多機能物干しで干した洗濯物は、太陽光をたっぷり浴びてカラッと乾き、嫌なニオイもしなかった。次の日、太陽光をたっぷり浴びた服を着て出かけられて気分が良かった。

伸縮多機能物干しは、2本の竿を平行にして置けるだけでなく、クロスさせることもできる。設置する場所の日の差し込み方によって、形を変えるといいだろう

　使い始めて3週間ほど経つが、天気の良い日は伸縮多機能物干しに洗濯物を干している。浴室に干すより、乾きも速いし嫌なニオイもしないので、気に入っている。同じようなサイズの物干しと比べて値段も手ごろ。家に、日当たりの良い部屋がある人は、導入してみてもいいと思う。