やじうまミニレビュー
超小型なのに傘をしっかり支える「スプラッシュスクウェア」
by 西村 夢音(2015/1/13 07:00)
玄関に置いている傘立ては、ふとした拍子で倒してしまうことがある。倒れてバラバラになった傘を、出掛ける寸前に直すのはかなり面倒。
そんな不満を解消してくれるのが、アッシュコンセプトの傘立て「スプラッシュスクウェア」だ。
メーカー名 | アッシュコンセプト |
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製品名 | スプラッシュスクウェア ホワイト |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 5,400円 |
スプラッシュスクウェアは、キューブ型の傘立てでちょっと変わった見た目をしている。本体に9つの穴があり、そこに傘を差して収納する仕組みだ。傘は最大9本、折りたたみ傘を1本差す場合は計6本収納できる。
本体サイズは、100×100×100mm(幅×奥行き×高さ)の小型で、筆者のスマートフォン(5.7インチ)よりも小さい。こんなに小さくて大丈夫なのか……? と心配になったが、本体重量は約1.1kgで見た目に反してかなり重く、ずっしりしている。
この重さに秘密があるのかもしれない、と希望を持ちながら使用してみた。
超小型でも倒れない! 頼もしい存在に
まずは、傘を3本差してみる。一瞬グラついたのでやはりダメか……と思ったが、倒れることなくそのまま立った。それぞれが少し斜めになっても、一度も倒れなかった。穴の部分を見てみると、傘の先端が深く差さっており倒れないようになっている。
最大9本収納できるということで、9本の傘をザクザク差してみた。ランダムに6~7本目ほど差してみても、他の傘が邪魔になることなくすんなり入れられた。全て差し終えると、隣同士の傘が支えあうのでまっすぐに傘が立ち、広がることなくスッキリ収納できた。不思議な見た目で、見ているだけでもなんだか楽しくなってくる。
傘立てを倒したくない、という筆者の悩みは解消できた。スプラッシュスクウェアに差した傘を足で思いきり蹴ってみたが、グラつくだけで倒れない。重量1.1kgの重さには、ここに理由があったようだ。スプラッシュスクウェアを使うようになってからは、出掛ける前に倒すことがなくなった。
難点は、抜くときに少し力が必要なこと。これだけ小型で9本の傘を支えているので仕方ないが、グッと力をいれないと傘が抜けない。他の傘が倒れてしまわないかと不安になったが、その心配はいらなかった。
本体には、1カ所大きな穴があり、そこには折りたたみ傘を収納できるという。円筒型の折りたたみ傘は問題なく収納できた。横につぶれた平たい折りたたみ傘は、しっかり差す必要があったが特に気にならずに入れられた。
折りたたみ傘は、傘立てに入れるには取り出しにくく収納に困っていた。しかし、スプラッシュスクウェアなら簡単に取り出せるので気軽に持ち出せるようになった。
我が家は姉妹3人で暮らしているため、冬場は玄関がブーツだらけになる。少しでもスッキリさせたい玄関に、小型の傘立てはかなり役に立った。
値段は少し張るが、使用頻度は高く、出掛ける前に傘立てを倒したときの煩わしさを解消できて満足している。贈り物としても喜ばれそうなアイテムだ。