やじうまミニレビュー
ワンプッシュでティッシュに除菌効果をプラスする「カビキラー」
by 中野 信二(2014/6/12 07:00)
今回紹介するのは、ジョンソンの除菌液「カビキラー アルコール除菌 食卓用」。液体のアルコール除菌剤とボトルがセットになった製品で、ティッシュやキッチンペーパーに簡単に塗布して、ウェットティッシュ化できるというアイテムだ。
メーカー名 | ジョンソン |
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製品名 | カビキラー アルコール除菌 食卓用 |
希望小売価格 | オープンプライス |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 498円 |
この製品は、主にテーブルで使う除菌剤で、台ふきんでの水拭きでは除去できない雑菌を、高濃度アルコールでしっかり除菌できる。テーブルのほか、調理台、冷蔵庫の内側や外側、電子レンジなどのキッチン家電の外側、ドアノブなどにも使えるそうだ。
液体(除菌剤)に含まれる成分は、発酵エタノールやクエン酸ナトリウムなどだ。食品や食品添加物の原料となるものが100%使われているので、万が一、食器にかかっても大丈夫だという。
食卓や調理台、ドアノブを清潔に保てる除菌剤
早速使ってみよう。使い方はとても簡単。ティッシュやキッチンペーパーなどを適度な大きさにたたみ、本体上部にあててワンプッシュする。あとは、除菌したい部分を拭いてゴミ箱に捨てるだけ。二度拭きや洗い流しはいらない。
食卓用とされているので、まずは食卓を拭いてみた。除菌できればいいと思っていたので、正直汚れ落ちは期待していなかった。だが、実際に拭いてみると皮脂や手垢の汚れもしっかりと落ちていた。
同じように、冷蔵庫の取っ手、オーブンレンジの操作パネル、ドアノブ、調理台と拭いてみたが、こちらも汚れを落としつつ除菌できる。
除菌しながら汚れも落とせるので、拭く場所は、日常生活で体の一部が触れる頻度の高いところになるだろう。今回は試さなかったが、トイレの便座を拭くのにも向いていると思う。用途には明記されていないが、我が家ではペットの猫が嘔吐した時に、それをティッシュペーパーなどで除去した後、その場を除菌するのにも使っている。
ちなみに、この製品で拭けないものは、ワックスやペンキ、ニスなどの塗装部、アクリル樹脂製品、白木や桐の家具などだ。また、安全とは言え、食品そのものに使ってはいけない。
清潔さを保ちたい食卓やキッチンを手軽に除菌できる
この製品はとにかく、ワンプッシュするだけで、ティッシュやキッチンペーパーなどに、除菌効果をプラスできるのが最大のメリットだ。
除菌の効果については、自力で確認できないため「効果アリ!」と断言することはできない。しかし、浴室や洗濯槽のカビを除去する製品として、著名で実績もある「カビキラー」ブランドなので信頼感はある。少なくとも、台ふきんで拭くよりもしっかり除菌できることは確実だ。
この製品を目に付くところに置いておけば、食卓はもちろん、ドアノブ、冷蔵庫の取っ手や操作パネルなど、気になる場所を気になった時にサッと拭けてきれいにできる。これからの季節、湿気でじめじめした空間は雑菌の温床となる。除菌することで病気の予防にもなるので、気になる人は一度試してみてはいかがだろうか。