やじうまミニレビュー

目盛りに合わせて入れるだけ! ドレッシングを作れる計量カップ

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
ハリオ「アキコズ クッキングメジャー 味自慢ドレッシング」

 我が家の子供達は野菜類が大好きで、いくつかドレッシングを揃え、そこから気分によって選んでサラダにかけ、モリモリとよく食べている。

 そこで、安心して食べられる手作りの無添加ドレッシングを作ってみようと思い立った。目盛りにあわせて材料を入れるだけでドレッシングを作れるという「アキコズ クッキングメジャー味自慢ドレッシング」を試してみることにした。

メーカーハリオ
製品名アキコズ クッキングメジャー味自慢ドレッシング
購入場所楽天市場
購入価格550円

材料を目盛りに合わせて入れていくだけ!

 本体サイズは110×79×118mm(幅×奥行き×高さ)で、目盛り付きメジャーカップは耐熱ガラス製。電子レンジ加熱OKのフタと、料理研究家の中山章子さんのオリジナルレシピが付属している。フタがあるので、作ってそのまま冷蔵庫で保存できる。

フタ付きの耐熱ガラス製メジャーカップ
フタは密閉式ではない
目盛りの記載通りに材料を入れるだけ
レシピ集も付属していたが、これを見なくても簡単にできる

 メジャーカップには和風・中華・イタリアン・ノンオイル青じそドレッシングの4種類のレシピ目盛りが付いている。この通りに材料を入れて、かき混ぜれば完成だ。

・和風ドレッシング

サラダにかける。和風ドレッシングはレモンの爽やかな香り

 まず「和風ドレッシング」を作ってみた。サラダ油、酢、レモン汁、しょうゆ、砂糖、おろしタマネギを順番に入れる。しょうゆ、砂糖、おろしタマネギは目盛りはなく、計量スプーンで「小さじ1」など別に計量する必要がある。

 いちいちレシピを出さなくても、計量カップに分量が書いてあるので、作るのはとてもラクだ。思い立ったときにいつでもドレッシングを作ることができる。

・ノンオイル青じそ

 「ノンオイル青じそ」も作ってみた。こちらは油を入れず、フレッシュな青じそや酢、だし汁を使用する。

 だし汁は水と削り節をメジャーカップに入れ、電子レンジで加熱するだけでできる。あとは和風ドレッシングと同様、順番に入れてかき混ぜればOKだ。

 こちらは油を入れていないので分離することなく、非常に使いやすかった。油を入れないドレッシングが一番合っているようだ。ただし、家族にはしょっぱすぎると味については不評だったので、だし汁を足すなど、こちらも我が家には味の調整が必要だった。

青じそを5枚も入れたノンオイルドレッシング
フレッシュな青じその香りと食感を楽しめるドレッシングの完成
すぐに分離してしまうのが難点。シェイクしたい!

 気になったのは、和風ドレッシングを作った際に、油が分離しやすいということ。この製品はあくまでもメジャーカップなので、シェイカーではない。フタはきっちり閉まらないので、シェイクすると漏れてしまう。そのため、スプーンやマドラーを使用してかき混ぜてからサラダ等にかけるのだが、シェイクできないと、スプーンでかき混ぜるだけではあっという間に分離してしまうのだ。

 市販のドレッシングボトルのように密閉する容器でシェイクできるようになると、なお便利に使えそうだ。今後、同製品の後継モデルが販売されるのであれば、ぜひ改良して欲しい。

 また個人的な好みではあるが、塩加減が少なく感じた。味は調整できるので、塩胡椒を少々追加した。色々考えてアレンジするのも楽しい。

電子レンジで加熱できるガラスの容器は、工夫次第で色々活用できる

 ドレッシングを手作りすれば材料費だけなので、市販品よりはるかに経済的。我が家はサラダをたくさん食べるので助かっている。野菜好きでドレッシングを色々買っているなら、簡単に4種類のドレッシングを作れるドレッシングメジャーが1つあると何かと便利だ。

 200mlまで10ml単位で目盛りがあるので、ドレッシングだけでなく普通のメジャーカップとしても使える。少量だけだし汁を作りたいときも、電子レンジで加熱できるので便利だ。温野菜にぴったりなホットドレッシングもできそう。肉や魚料理にかける温かいソース作りにも役立つ。片栗粉を入れたとろみのあるドレッシングなど、工夫次第で色々なドレッシングを楽しめそうだ。

石井 和美