やじうまミニレビュー

学研ステイフル「B6ベルト付きペンポーチ」

~お気に入りのノートと筆記用具をセットにできる

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
B6ベルト付きペンポーチ

 自分にとって、ノートをどのようなスタイルで持ち歩くのがベストか、ちょっと悩んでいた。

 ノートそのものに対する悩みも多いが、一番のネックは筆記用具の携帯方法だった。やはりノートとペンは常にセットで持ちたい。メモ帳の中にはペンホルダーのついたカバー付きのものもあるが、普通のノートには難しい。ペンホルダー付きのカバーを見つけても、カバーの使い勝手とペンホルダーのサイズが好みに合わないなど、なかなか落ちつかないのだ。

 そんなとき、たまたま文具店で出会ったペンケースに目が釘付けに!

メーカー学研ステイフル
製品名B6ベルト付きペンポーチ(楽器)
希望小売価格945円
購入場所楽天市場
購入価格850円

 筆者が購入したのは、学研ステイフルの「B6ベルト付きペンポーチ」という名称の布製のペンケースで、クロネコが楽器を持っている刺繍入りの「楽器」というタイプ。

 本体サイズは40×180×8mm(幅×長さ×厚さ)で、メインポケットのほかに、フロントにポケットが1つついている。

 最大の特長は、背面にアジャスター付きのゴム製ベルトがついており、B6からB5サイズまでのノートに取り付けられることである。つまり、ノートバンドとペンケースが合体したような製品で、ノートをしっかり固定しつつ、筆記用具も携帯できてしまうという一石二鳥タイプなのだ。

細身のペンケース
裏返すとアジャスター付きのベルトが付いている
中の状態

アジャスター付きのゴム製ベルトで、ノートにペンケースを固定できる

 試したところ、これが実に便利だった。まず、よほど表紙が柔らかくなければ、どんなノートでも使える。もちろんお勧めはB6からB5サイズまでのハードタイプのカバーだが、学生におなじみのルーズリーフもしっかりホールドできる。

 おかげでバッグの中で勝手に開かないばかりか、複数のノートをまとめておけるというメリットもある。バンドは片側が取り外せるので、バッグのハンドルにつけておくといった使い方も可能だ。

B6サイズのノートにぴったり
ゴムなので、B6サイズのルーズリーフもOK
アジャスターで調整すれば、B5サイズのルーズリーフにも対応

 収納力も侮れなかった。本体にペンが2本入ればいい程度と思いきや、フロントのポケットに、蛍光ペン1本に、uniの多機能ペン「JETSTREAM 4&1」が1本の合計2本入ってしまう(やや強引ではあるが)。これだけでペンシル、ボールペン、蛍光ペンがまかなえるが、さらにメインポケットには付箋紙や替え芯、消しゴムなどの小物が収納できる。ベルトの片側が取り外せるので、バッグのぶら下げるなどして使ってもいいだろう。

外のポケットにペンを入れれば、メインポケットにはさまざまな小物を入れられる
ベルトの片側が外れる
バッグなどにぶら下げることもできる

 「ベルト付きペンポーチ」なら、最小限の筆記用具を軽く確実に携帯できるため、それまで使用していたヌメ革のペンケースを差し置いて出番が増えてしまった。ノートにつけないときは、バンドを縮めれば普通の細身のペンケースとして十分使えるところもありがたい。好きなノートにいつも筆記用具をセットしておきたい方、いつも筆記用具を探してアタフタしがちだったという方は、「ベルト付きペンポーチ」で解決すること間違いなしである。

すずまり