やじうまミニレビュー
OXO「ジョウロ」
OXO「ジョウロ」 |
数年前から、観葉植物にハマり始め、今年は種植えにも挑戦した。植物を育てるためには、鉢や肥料など用意しなければいけないものがいくつかあるが、その中でも毎日使うのが、水やりに使うジョウロだ。ホームセンターに行けば、それこそピンからキリまで様々な製品が並ぶが、私が重視したのは室内に置いておけるということ。
マンション住まいの私にとって、エアコンの室外機や物干しざおで一杯のベランダに、ジョウロを置くスペースはない。そこで選んだのが、今回紹介するOXOのジョウロだ。
メーカー | OXO |
製品名 | ジョウロ(中) |
希望小売価格 | 2,940円 |
購入場所 | 楽天市場 |
購入価格 | 2,352円 |
OXOは、万人に使いやすいユニバーサルデザインを謳う生活雑貨ブランドだ。調理系のアイテムで知られるが、ジョウロのような雑貨も扱っている。
“室内に置いておける”と思った理由は、まず本体のデザインにある。鮮やかなオレンジが目を引く、曲線が目立つデザイン。グリップ部分がタンクに沿った形で配置されている。ジョウロは、ガーデニングや菜園にまつわるアイテムだけに、グリーンなどの青系を本体カラーに採用したものが多いが、OXOのジョウロはジョウロっぽくないデザインで、室内に置いてあっても違和感がない。
本体は鮮やかなオレンジ。グリップやつなぎ目に使われている黒が映えるデザインだ | 本体容量は約3L。側面には目盛りが設けられている | グリップの内側には滑り止めのゴムが付いている |
今回購入したオレンジのほかにも、OXOではグリーン、イエロー、ブルー、グレー、ホワイトなど全6色を用意している。部屋のインテリアに合わせて本体カラーを選べるのも嬉しいところだ。
次に収納性。ジョウロは、水が通るノズル部分が場所を取るが、OXOのジョウロでは、収納時は本体に沿うように移動できるので、場所を取らずに収納できる。
ノズル部分を半回転させて、本体に沿うように収納できる | 場所を取らないのでちょっとしたスペースに収納可 |
ノズルの先端部分のシャワーキャップは取り外しできる。種から育てたデリケートな植物に水をやるときにはシャワーキャップ、観葉植物のような丈夫な植物にたくさん水をあげたいときにはシャワーキャップを外してなど、用途に応じて使い分けられる。
ノズル先端のシャワーキャップは取り外し可 | 種から育てているデリケートな植物に水をやるときはシャワーキャップを使って | 茎が太く丈夫な植物にはキャップを取って水やりをする |
タンクの真上にグリップがあるので、手首に負担をかけることなく作業できる |
使いやすさの点でも、工夫が施されている。本体の容量は3L。水を入れた状態での重さは約3.4kgだ。女性だと片手で持つのには負担がかかる重量だが、OXOのジョウロは手首に負担がかかりにくい形状のグリップを採用しているため、女性でも楽に扱うことができる。
ただ、この独特の形状のグリップがあるせいで、水を入れにくいという欠点もある。本体上部の注水口の真上にグリップがあるので、本体を傾けないとうまく水を入れることができないのだ。我家の場合、洗面所の蛇口にホースが付いていて伸びるタイプなので、それほど面倒には感じなかったが、蛇口が固定されているタイプだと使いづらく感じるかもしれない。
水を入れる注水口がグリップの下にある | そのまま水を入れるとグリップに水がかかってしまう | わが家の洗面所の蛇口はホースで伸びるタイプなので、注水口までホースを伸ばして水を入れている |
なお、OXOでは今回紹介した容量3Lのタイプ以外にも、容量1Lのミニサイズのジョウロも用意している。そちらも6色を用意しているので、用途や室内のインテリアに合わせてサイズや色を選べる。
庭があって本格的にガーデニングをしているという人には容量が小さすぎると思うが、室内で植物を育てている人にはぴったりの製品。デザイン性が高く、インテリアの邪魔にならないので、癒しやインテリアの一部として植物を育てているという人にお勧めのグッズだ。
2010年 8月 17日 00:00
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