やじうまミニレビュー
ルクエ「デコペン」
ルクエ「デコペン」 |
■電子レンジで過熱できるシリコン製のデコレーションツール
オリジナルのドレッシングを作るとき、マヨネーズのチューブみたいに、簡単に絞り出せたらいいのに、と毎回思っていた。容器でドレッシングの材料を混ぜ、スプーンですくってかけるのが常なのだが、スプーンでは満遍なくかけられないのが不満だし、ただ“かけました”という感じで終わるのもなんだか寂しかったのである。
そんなわけで、マヨネーズ容器とまではいかないが、使い勝手のよいドレッシング容器はないものか、と探したところ出会ったのが、シリコン製キッチンツールでおなじみの、ルクエの「デコペン」である。
メーカー | ルクエ |
製品名 | デコペン |
希望小売価格 | 3,150円 |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 3,150円 |
「デコペン」のサイズは84×96×43mm(幅×奥行き×高さ)。本体、蓋、デコペンノズル太、細各1本、キャップという構成で、料理プロデューサーの有坂翔太氏監修の「デコペンレシピ集」が1冊付属する。
デコペン一式 | 本体にノズルを取り付けた様子 | 容器はシリコン製 |
容器の裏側 | ノズルは太めと細めが1本ずつ付属する | 自由にデコレーションでき、繰り返し利用できる |
美しい料理が豊富な、料理プロデューサーの有坂翔太氏監修の「デコペンレシピ集」が付属 |
ソースを作るときは、材料を入れた容器にキャップと蓋をつけて混ぜる。できたら、キャップとノズルを交換し、あとはペンで絵を描く要領で、お皿の上に好きな柄を描いていく……そんなアイテムなのだ。ただかけるだけなら、ノズルをつけなくても利用できる。
何がすごいかといえば、そのまま電子レンジやオーブンに入れられる点だ。素材がシリコンなのでマイナス30℃から260℃までOK。温かいソースや、バターやチョコレートなど、溶かして使う材料もデコペンなら、入れたままいきなり加熱し、溶けたところをそのまま使える。
■ドレッシングが作りやすい。かけやすい。保存しやすい
最近お気に入りのドレッシングは、オリーブオイルにバルサミコ酢と塩、胡椒、ガーリックパウダーを混ぜたもの。いつもならそれぞれ適量をいきなりサラダの上に別々にかけるなどしていた。それでも美味しいのだが、ときどき味のない部分ができるのが難点であった。
そこでデコペンを使ったところ、これが実にラクチン! 容器に材料を適量流し込んだら、蓋をしてシャカシャカ振れば、あっと言う間に一人分のドレッシングが完成する。キャップを外してサラダの上にサササっとかけられるのも便利だが、さらに嬉しかったのは、余ったドレッシングをそのまま冷蔵庫で保存できたことだ。容器もそのまま、ラップなども不要。次に使いたいとき、また振って混ぜてかければいい。
キャップをした容器の中にオリーブオイル、バルサミコ酢、塩、胡椒、ガーリックパウダーを入れてよく振る! | 完成した一人分のドレッシング | あとはサラダにかけるだけ |
電子レンジでチョコレートを溶かせば、お菓子のデコレーションにも使える |
余ったチョコレートも、砕いてデコペンに入れて加熱。溶けたところでケーキに模様を描くなどしてみたが、これがなかなか楽しい。ヘタなりにパテシィエの気分が味わえるのである。「もうちょっとうまく描けないか?」「デコペンをもう1つ用意して、2種類のソースで模様を描いたら楽しそう」などいろんな探求心が生まれてくる。
料理は、盛り付けも出来映えのうち――いつもの料理にちょっとした変化を付けられる便利なアイテムだ。
2010年 7月 15日 00:00
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