やじうまミニレビュー
アイメディア「ロール式巻きガーゼ10m」
だったら持っていればいいのだ! というわけで、お勧めしたいのが「ロール式巻きガーゼ10m」。綿100%で幅30cmのガーゼが、ラップやアルミホイルのように10m入った製品である。パッケージに刃はついていないので、必要なサイズを引き出して、ハサミでカットして用いる。極めて地味だが、これがなかなか使い勝手が良い。
メーカー | アイメディア |
製品名 | ロール式巻きガーゼ10m |
希望小売価格 | 735円 |
購入場所 | 楽天市場 |
購入価格 | 560円 |
ラップやアルミホイルとともに常備しておくと便利な「ロール式巻きガーゼ10m」 | 必要な量のガーゼを引き出して用いる | ガーゼ部分の様子 |
■味噌漬け用のアイテムとして
布の中でもあると非常に助かる調理例がこの味噌漬け用の「ガーゼ」である。実際、持っていたことでやってみる気になったのが、お酒のおつまみとして重宝しそうなクリームチーズとゆで卵の味噌漬けだ。
たっぷりめに用意した味噌に適量のみりんを混ぜ、その中にクリームチーズとゆで卵を漬け込んでしまうという簡単なもの。このとき、クリームチーズとゆで卵をそれぞれ適当なサイズにカットしたガーゼに包んでおくのだ。すると取り出したときに味噌を除去しやすくなるのと同時に、柔らかいクリームチーズなどは型くずれを防ぐこともできるのである。
小さくカットしたガーゼでくるんだ材料を味噌の中へ | 全体を味噌で覆ってしまう。味噌をガーゼにくるむという手もある | 24時間後のクリームチーズの様子。ガーゼのおかげできれいに味噌を取り除けている |
もちろんガーゼを使わずに直接漬け込んでもいいが、お酒のおつまみとしてスピーディに食卓に上げたいならガーゼ使用が便利だろう。もちろん肉や魚の味噌漬けにもこのガーゼを活用できることはいうまでもない。
■蒸し料理の敷物に
海老シュウマイを蒸した様子。ガーゼは2重にすると取り出しやすい |
蒸し料理に使う布といえば、鍋の中に敷いておき、上に材料を乗せた皿を乗せておけば、蒸し上がったときに布ごと持ち上げれば取り出しやすくなるという、あの蒸し布だ。しかし専用の蒸し布を用意しても使用頻度が少ない方にとっては衛生面が気になるだろう。そこでロール式巻きガーゼの出番だ。長めにカットして二重にすれば安定感も増す。使い終わったらもちろん洗って再利用できる。
■ジュースの最後の一絞りに
ジュース以外に、キュウリの水切りなんかに使ってもよい |
ジューサーを使っていて「あともう一絞りできそう!」というときに重宝するのがこし布。「ロール式巻きガーゼ」はあっという間にこの絞り布に変身できる。抵当なサイズにカットしたら、材料を乗せ、てるてる坊主のようにぎゅっと絞ればOK。同じ要領で野菜の水分を絞る際にも利用できるし、鰹節で出汁を取る際のこし布としても活用できる。
「ロール式巻きガーゼ」は、サイズも厚みも自在に調整でき、繰り返し洗って使えるところがありがたい。実際、布選びに困らないという点で精神的な負担がかなり軽減されているだけでなく、これまで作ったことがなかった調理にも挑戦したくなっている。料理の幅も広がりを見せるのはうれしいことだ。
ほかにもメイク落としや赤ちゃんの沐浴、マスクへの当て布としての利用も提案されており、用途は幅広い。お台所に、いや、家庭に1本あると便利なアイテムかもしれない。
2009年 6月 11日 00:00
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