やじうまミニレビュー

ビジネスバッグにスルッと入る弁当箱「フードマン」

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
シービージャパン「薄型弁当箱フードマン 800ml」

 弁当持参の筆者が今回紹介するのは、シービージャパンの「薄型弁当箱フードマン 800ml」(以下、フードマン)だ。厚さが3.5cmと薄く、ビジネスバッグにスッポリ入るサイズなのが気に入って購入した。

【お詫びと訂正 1月9日】
 記事初出時、厚さを3.5mmと記載しておりました。正しくは3.5cmです。お詫びして訂正いたします。

メーカー名シービージャパン
製品名薄型弁当箱フードマン 800ml
購入場所Amazon.co.jp
購入価格1,236円

 フードマンの特徴は、なんといってもビジネスバッグにスッポリ入るサイズだ。210×210×35mm(幅×奥行き×高さ)と、A4サイズの書類と同じ幅で、厚さも3.5cmと薄い。側面の4カ所にあるストッパーでフタを容器にしっかり固定できるのも、バッグに入れて持ち運ぶときに便利。容器の中でごはんとおかずが混ざったり、バッグの中に具材が散乱しないので安心だ。

A4サイズと同じ幅で、厚さが3.5cmなのでビジネスバッグにもスッポリ入る
容器に固定するためのストッパーを、フタの4辺に備えている

 容器は、一体型の仕切りで3カ所に分かれている。容量は800mlで、一番大きいスペースには茶碗2杯分(1杯約180mlの場合)のごはんを詰められる。さらに、2つの空きスペースにはおかずをたっぷり盛りつけられる。

 フタと容器の密閉度を高めるパッキンが、フタと一体化している。洗うときにパッキンを外さなくてもいいから楽だ。フタと容器は、食器洗い乾燥機でも洗える。

一体型の仕切りで3カ所に分かれている。容量は800mlもあり、ごはんなら茶碗4杯分は詰め込める
パッキンは、フタと一体化している。フタとパッキンをまとめて洗えるのが楽で良い

 実際に、フードマンを使ってみると、思ったよりも量がたっぷり入る。容量800mlの容器にごはんやおかずをギュウギュウに詰めてみたが、茶碗1杯分のごはんに、焼き魚、野菜サラダ、みそ汁で腹八分目になる筆者では、1回で完食できず、昼と夜の2回に分けてなんとか食べきれた。夜の分は電子レンジで温め直して食べた。

ごはんやおかずを目一杯詰め込んでみた。案の定、1回では食べきれなかった
2回目は、1回目の教訓を活かし、ごはんの代わりにペンネを軽く盛ってもらい、おかずを減らして、デザートを添えた

液体はもれてしまう……

 フードマンのように、バッグに縦向きに入れなければならない弁当箱で気になるのは、やはり汁もれだ。汁もれするかどうかは、オリーブオイルたっぷりのサラダを入れて試してみた。

 いつもよりも念入りにフタをしてから、オリーブオイルが漏れてもいいように、ジップロックで封をしてバッグに入れて持ち運んだ。会社に着いてフードマンを取り出してみると、残念ながらオリーブオイルは結構もれていた。

オリーブオイルたっぷりのサラダを左上のスペースに入れてみた
サラダや巻き寿司がかなりずれていた
しっとりして美味しかったが、巻き寿司もオリーブオイルまみれに

 1週間ほど使ってみたが、不安なのは汁もれだけ。水気の多いものや、油を多く使う料理を入れるのは控えたほうがいい。ただ、茶碗4杯分のごはんを詰め込める弁当箱で、マチの薄いビジネスバッグにスッポリ入れられるサイズのものはなかなかないだろう。食事はいつも大盛りで! という人にオススメしたい弁当箱だ。

中野 信二