やじうまミニレビュー

重量オーバーで慌てない! 重さの計れるスーツケースベルト

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです

持ち上げるだけでスーツケースの重さが計れる

LUGGAGE-MATE

 海外旅行からの帰り、お土産などでふくれたスーツケースを見て「手荷物許容量をオーバーしてないだろうか……」と不安になったことはないだろうか。オーバーすると高額の超過手荷物料金をとられるため注意したいところ。

 旅慣れた人だと持ち上げた感覚で分かることもあるようだが、やはりしっかり計って確認したい。そんなときに便利なのが「LUGGAGE-MATE」だ。

メーカー名シーマテックジャパン
製品名LUGGAGE-MATE ライム
購入場所Amazon.co.jp
購入価格3,990円

 「LUGGAGE-MATE」は、なんと量りのついたスーツケースベルトなのである。長さ約185cm×幅約5cm、重さは5kg~40kgまで計測可能で、中身の重さだけ計れるTare機能も備える。

 単位はkgとLb(ポンド)の切替が可能で、初期設定はkgとなっている。切り替えたいときは表示部の左にあるボタンを押せば変わる。動作はリチウム電池(CR2032)1個で、最初に1個付属しているためすぐ使うことができる。3桁のダイヤルロックも可能で、好きな番号に設定できる。

 ベルトとしての使い方は普通のスーツケースベルトと変わらない。スーツケースにぐるりと巻いてカチッと留めるだけだ。スーツケースの重さを計りたいときは、パネルの右にあるボタンを押して電源を入れる。「0.0」と表示されたら、スーツケースが浮くまで丸いハンドルを持ち上げれば重さが分かる。

 つまり、気になったら電源を入れてスーツケースを持ち上げるだけで重さがわかるというわけ。ハンドルにはマジックテープがついているので、使わないときは邪魔にならない。

見た目は普通のスーツケースベルト
3桁のダイヤルロック付き。バンドをカットされたら意味はなさそうだが……
留め具の部分に計りがついている
ハンドルを持ち上げて測定する
電池は裏側に

 筆者のサムソナイトの94Lモデル(4.0kg)で試したところ、4.9kgと表示された。もともと計れる重さが5kgからということや、ベルト本体の重さを計ったところ156gだったので、このあたりの誤差は仕方ないのかもしれない。

 その後、その場にあった適当な荷物をいれてみたところ7.5kgと表示された。これ全部で3.5kgかと意外に感じてしまった。バラバラでは重さの感覚が狂うため、結構簡単に許容量をオーバーしがち。特に94Lモデルともなると、ぐいぐい詰め込むと25kgくらいは簡単にいってしまう。実際それでヒヤヒヤしつつ、ギリギリで通過したこともあった。

 しかし、「LUGGAGE-MATE」があれば、改めてスーツケース用のはかりを用意する必要もないし、普段はスーツケースベルトとして使えるため、携帯し忘れもない。特に大きめのスーツケースを使う方には役立つのではないだろうか。なお、出発前にリチウム電池の残量だけは確認しておこう。

サムソナイトのスーツケースに巻いてみた
持ち上げると4.9kgと判明
適当に詰め込んでみる
総重量は7.5kgだそうだ。手軽に確認できる

すずまり

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