やじうまミニレビュー

本当のグレープフルーツは甘かった……「ののじ グレフル種取物語」

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レーベン販売「ののじ グレフル種取物語」

 グレープフルーツといえば、独特の苦味と酸味のある果物だ。正直言って、あの苦味が苦手で、なるべく避けて通ってきた。

 ところが最近、そんなグレープフルーツの苦味を抑えて搾れるという便利なキッチンツールと出会った。それが今回ご紹介する「ののじ グレフル種取物語」だ。

メーカーレーベン販売
製品名ののじ グレフル種取物語
購入場所Amazon.co.jp
購入価格1,200円

 グレフル種取物語は、一見シンプルなグレープフルーツ搾り器だ。本体サイズは185×135×60mm(幅×奥行き×高さ)で、お椀よりもひと回り大きい。本体重量は約115g。素材はポリプロピレン樹脂で、食洗機で洗える。

 グレフル種取物語の中央には、ギザギザに波打つ突起がある。この製品のユニークなところは、突起の内側に窪みがあり、種はもぎ取らないように設計されていることだ。これにより、皮と種の間にある果肉の部分だけ絞れる。

 実は、グレープフルーツの苦味や雑味はほとんどが種周りにあるため、種周りを避けて搾れば、雑味のない果汁だけ採れるというわけだ。

表側。中央に突起があり、その内側に窪みがある構造だ
裏側
横側。お椀よりも一回り大きいサイズだ

 使い方は普通の果汁搾り器と同じ。上からカットした果実を押さえつけて、グリグリと回転させて搾る。あまり力を要れなくても、果肉の奥まで刺さった。

さっそく絞ってみよう。今回はピンクグレープフルーツを使った。グレープフルーツはおよそ60個もの種があり、この種周りが苦味や雑味を含むという
ググッと上から押し付ける
左右にひねる
さらに押し付ける。果汁が縁に溜まる

 搾った果汁は、グレフル種取物語の淵の部分に溜まる。種周りは果実に残るか、本体中央の窪みに溜まっている。果汁は本体の注ぎ口からそのまま容器などへ注げるので、便利だ。搾り切った果実は、種の部分だけ残っている。

種周りは果実に残るか、本体中央の窪みに溜まっていて、絞った果汁と混ざらない
そのまま注げる

 ストレートで飲んでみた。内心「うわ~苦そうだな~」と思ったが、一気にグイッと飲んでみると、後味はまろやかで、全く苦くない。スッキリとした酸味を残しつつ、爽やかな甘さがある。これがグレープフルーツ本来の味なのか、と感心した。砂糖を入れていないのに、こんなに甘いのかと驚いた。

 フローズン風にして、ヨーグルトの上にのせたり、少しだけ砂糖を混ぜて、かき氷にかけたり、果汁を炭酸水で割って、グレープフルーツサワー風にしたりと、アイデア次第でアレンジしている。

ストレートで飲んでも美味しい
ヨーグルトにのせて、朝食代わりに。さっぱりして夏に合う

 こうして使ってみると、いちいち皮を剥いて食べるのと違い、グレフル種取物語は半分に切って絞るだけなので手が汚れにくいのが良い。簡単にビタミン補給できるのもメリットだ。

手軽なビタミン補給に最適

手軽にフレッシュな果汁を飲める

 グレープフルーツはあの苦味が良いんだよ、と思う方もいるかもしれないが、どちらかというと苦味より雑味が消える印象。適度な苦味は残り、クリアな味わいになる。少なくとも、「グレープフルーツは苦くて美味しくない」という考えを改めねばならないと思う次第だ。

 ラインナップは、今回ご紹介したグレフル種取物語のほかに、受け皿が付属する上位モデル「グレフル種取物語 竹姫」というタイプも用意されている。手軽さを求めるならベーシックタイプ、味を追求するなら上位タイプを選ぶといい。

 夏の手軽なビタミン補給に、朝のフレッシュジュース作りに、グレフル種取物語を活用してみてはいかがだろうか。

小林 樹