やじうまミニレビュー

グラスにレモンをダイレクトに絞れる「レモン搾り キャッチャー」

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
Joseph Joseph「キャッチャーレモン搾り器」

 徐々に気温も上がりつつあるこの頃。レモンとハチミツと冷水や炭酸水を合わせて、オリジナルドリンクを飲む機会も増える。レモネードにせよ、レモンスカッシュにせよ、まず必要なのはまとまった量の新鮮なレモン果汁である。

 レモン絞りといえば、上からグリグリと押すレモン絞り器が定番だ。しかし、できた果汁に分離した果肉と種が混ざるので、グラスに注ぎ入れる際は改めて濾過するとか、あっという間にあふれそうになるなどマイナス面もある。そこで、もっと大胆にたっぷり果汁を搾れたら! とお考えの方に、Joseph Josephの「キャッチャー レモン搾り器」がおすすめだ。

メーカーJoseph Joseph
製品名キャッチャー レモン搾り器
購入場所Amazon.co.jp
購入価格1,365円

フィルター付きのレモン絞り器

 レモンにスクイーザーを挿してねじるという仕組みは、テーブルに置くレモン絞り器とはかわらない。大きく違うのは、スクイーザーの根もとに穴の空いた受け皿、つまり「キャッチャー」がついており、その場で種と果肉が取り除かれるという点と、手で持って使うため、容器にダイレクトに果汁を注げるという2点である。本体サイズは90×80×165mm(幅×奥行き×高さ)で、片手で持てるサイズだ。

スコップとスクイーザーが合体したようなデザイン
キャッチャーに穴が空いている

 たとえば、レモンスカッシュを作りたいなら、グラスの上で半分にカットしたレモンの切り口にブスリと挿し、握りつぶしながら右へ左へと回す。あふれ出る果汁は、キャッチャーを通過することで種や果肉と分離して濾過され、グラスにダイレクトに注がれる。あとは炭酸で割るだけであっという間に1ドリンク完成というわけだ。

大きめのレモンを絞ってみる
半分にカットしたレモンに先端を挿す
あとは握りながら回転させる
あっと言う間に大量のレモン果汁が搾れた!
種は果肉が取り除かれたことがわかる

 当初はキャッチャーの穴が大きいのではと心配したが、これまで種が大量に落下したことはない。まれに小さめの種が落ちることはあるが、分離した種と果肉が絶妙なバランスで穴を塞いでくれるので、綺麗な果汁を得られる。

 搾りながら、料理に直接回しかけることもできる。手だけで握りつぶすよりも、しっかり絞れるのはいうまでもない。

大きめのレモンを2個絞ってみた。搾れた段階で種が取り除かれているところがいい

壁掛けできて、デザインもGOOD

インテリアになじむデザインだ

 意外とポイントが高いのが、存在感のあるデザインだ。レモン搾り キャッチャーはその色もさることながら、壁掛けも可能なので紛失しにくいと思われる。

 デメリットがあるとすれば、上から押さえつけることができないので、少々握力を必要とする点くらいだろうか。レモンやライム、オレンジ辺りのサイズであれば、難なく使えるだろう。

ドリンクを作るなら、グラスに直接搾ってもいい
レモンスカッシュも簡単に作れる

 以前ご紹介した「シトラススプレー」はレモン果汁が霧のように噴射されるというもので、レモンの風味を味わうのに適していた。それに対してこのレモン搾り キャッチャーは、レモン果汁を存分に絞るための製品といっていい。シトラス系の果汁を楽しみたい方はぜひお試しいただきたい。

すずまり