やじうまミニレビュー
サンワサプライ「ケーブル&タップ収納ボックス」
サンワサプライ「ケーブル&タップ収納ボックス」 |
パソコンやAV機器のユーザーにとって頭を悩ませる問題が、部屋の片隅でとぐろを巻く電源ケーブルだ。とくにテーブルタップ付近などはゴチャゴチャと複雑に絡み合い、見るたびにウンザリしてしまう。
そんな問題を解決するのに最適なのが、サンワサプライの「ケーブル&タップ収納ボックス」だ。ケーブル&タップ収納ボックスは、ゴチャゴチャしたケーブルや大きなテーブルタップを隠して、見た目をスッキリとさせることができるというものだ。
メーカー | サンワサプライ |
製品名 | ケーブル&タップ収納ボックス CB-BOXS4BK |
希望小売価格 | オープンプライス |
購入場所 | 直販サイト |
購入価格 | 4,980円 |
本体サイズは400×150×130mm(幅×奥行き×高さ)で、パッケージには「7個口タップまで収納可能」と記載されている。7個口タップと言っても、市販のタップはメーカーごとにサイズはまちまちだが、奥行きが150mmもあるので余裕がある。
材質は本体がスチール製で、左右両端のサイドパネルがMDF(繊維板)となっている。他の会社から発売されているテーブルタップの収納ボックスは樹脂製のものが多いが、放熱性を考えるとやはり金属製のもののほうが安心だ。
安全面ではほかにも、前面に熱を放出するパンチング穴が空いており、熱がこもりにくいように設計されている。
カラーはブラックとホワイトの2色があり、今回はブラックを使用した。
本体はスチール製でサイドパネルがMDF(繊維板) | 底面の四隅には滑り止めが付いている |
ボックスの上側のフタは外せるようになっており、本体の上側四隅に配置されたダボ棚受けでフタを支える構造となっている。フタにはロック機構などはなく、コンセントの差し替えや、スイッチのON/OFF操作をしたい場合は、フタを持ち上げれば気軽に手を入れられる。また、ケースに入れることでホコリの積もる量も減らせるので清掃の手間も省ける。
フタを被せた状態では、壁との間に少しすき間が確保されており、ここからケーブルを引き出せるようになっている。スマートフォンや携帯電話、充電器、デジカメなどをフタの上に置いて充電することも可能だ。
フタを被せた状態 | 背面の底部には小さな壁がある | 上から見ると、壁側に少しすき間があるのがわかる |
フタの上にはスマートフォンやバッテリーの充電器などを置ける | 壁との間のすき間からケーブルを引き出せる |
巾木を避けて壁にぴったりと付けて設置可能 |
設置性も良い。パンチング穴の空いた前面の反対側にある背面側が巾木を避けるような形になっており、壁にぴったりと付けて設置できるようになっている。さらに、収納時に壁側にケーブルがはみ出ないように、背面の底部には小さな壁も備えている。
また、本体重量1.5kgと重いので、しっかりと設置できる。一見するとただの箱にしか見えないが、細かな点でさまざまな工夫があるのだ。
個人的な感想だが、デザイン性も気に入った。テーブルタップは、常に視界に入る場所に置くものだけに、インテリア性が欠かせないが、このケーブル&タップ収納ボックスで隠せば、スチール製で高級感があり、部屋の隅に置いても安っぽく見えない。
実際にわが家でゴチャゴチャしていたケーブルを収納してみたところ、内部の収納空間が広く、実に使いやすかった。さらに、試しに中継タイプのかなり大きめのACアダプターを一緒に入れてみたところ、横にすれば簡単にテーブルタップと並べて中に収納することができた。この内部スペースの余裕の大きさは実に魅力的だ。
収納ボックスを使う前の状態 | ACアダプターも一緒に収納できる |
ゴチャゴチャしたテーブルタップが視界から消えると想像以上に見た目がスッキリした。部屋がきれいになるので、精神衛生上も良く、おすすめだ。これから年末にかけて大そうじの季節となるが、この機にCB-BOXS4BKを使って、部屋をリフレッシュしてみてはいかがだろうか。
2011年 11月 1日 00:00
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