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やじうまミニレビュー

エレス「e-kairo+(イーカイロプラス)」

〜カバンに忍ばせておきたい薄型カイロ兼モバイル電源
by 正藤 慶一


やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです


エレス「e-kairo+」

 1月も半ばを過ぎたが、天気予報ではまだまだ寒い日が続く。コートに手を突っ込み、身を縮めながら通勤する日々が続きそうだ。

 せっかく寒い日が続くのだから、何か手軽に暖を取れる製品をレビューしたい。そこで見つけたのが、エレスの「e-kairo+(イーカイロ プラス)」だ。東急ハンズ新宿店で購入した。



メーカー エレス
製品名 e-kairo+(イーカイロプラス)
購入場所 東急ハンズ 新宿店
購入価格 3,675円

 このe-kairo+は、2つの用途を備えている点が特徴。1つ目は製品名にある通り、カイロ(懐炉)としての用途。リチウムイオン電池を搭載しており、これを電源として内蔵ヒーターを加熱、手で握ったり懐に入れたりすることで、ちょっとした暖が取れるという“電子カイロ”なのだ。電池が切れてもUSB経由で再充電すれば、繰り返し使用できる。

 2つ目の用途は「モバイル電源」。USB充電可能な携帯電話やゲーム機などを接続することで、接続した機器へ本体のリチウムイオン電池から給電できる。暖房器具としても、バッテリーとしても利用できるユーティリティな器具なのだ。

本体サイズは91×41×9mm(幅×奥行き×高さ)と、とにかく薄い。サイズ感はiPod nanoにそっくり

 特徴としてはさらに、本体が超薄型サイズというのもある。本体サイズは91×41×9mm(幅×奥行き×高さ)と、厚さはなんと1cmを切る。電子式のカイロやモバイル電源は数あれど、ここまで薄いものは珍しい。

 パッケージ内容は、カイロ本体と布の本体カバー、充電用/給電用のUSBケーブルが1つずつと、コンセントで充電するためのUSB-ACアダプタだ。本体はツルツルとしたメタリックなデザインになっている。

 まずは、本体内のリチウムイオン電池を充電しよう。付属の充電用ケーブルを本体に差し、パソコンまたはUSB-ACアダプタに接続する。リチウムイオン電池の容量は1,000mAとあまり多くないので、1時間20分ですぐに満タンになる(USB-ACアダプタの場合)。繰り返し使用回数は約500回とのこと。

本体セット 付属のUSB-ACアダプタを使えば、コンセントからも充電できる もちろん、パソコンでも充電可

 カイロとして使う場合は、本体操作部の電源ボタンを押す。すると緑色のランプが点灯、1分くらいから徐々に温かくなり、5分も経つと“熱い”という感じを覚えるほどになる。ただし、本体を直接手で持てないほどではなく、屋外で暖を取るにはちょうど良い暖かさだ。付属の本体カバーを付ければ、暖かさはよりマイルドになるが、屋外だと物足りなく感じられた。本体は最大40℃まで上がるという。

小型なので手にもしっかり収まる。表面は40℃まで上がるとのことだが、熱すぎることはなく、ちょうどよかった 付属の本体カバーを使うと、熱はかなりマイルドに。室内ではそこそこ暖かさが感じられたが、寒空の下ではあまり効果はなかった

 モバイル電源として使う場合は、給電用ケーブルを本体に挿し込み、ケーブルの先端にあるUSBコネクタ(メス)に、充電したい機器のUSBコネクタ(オス)を挿し込めが、自動的に給電がスタートする。前述のとおり容量は1,000mAと少なめなので、機器によってはフル充電は難しいものがある。実際、自前のiPhone3GSを、残量7%の状態で充電したところ、77%のところで充電が終わった。とはいえ、緊急時にはこの程度でも十分ではないだろうか。なお、充電/給電中は、本体は熱くはならない。

iPhone3GSを充電。7%から充電した場合、77%のところで電池切れとなった 充電する際には、e-kairo+の給電洋コードと、iPhoneなど機器側のUSBコードを咬ませる。コードは紛失しないように!

 使ってみて良いと感じたのは、やはりスリムな点。カバンに入れてもまったく邪魔にならず、手にも簡単に収まる。出先で携帯の電池残量がなくなった時でも、寒くて手がかじかんだ時でも、使いやすそうだ。

 残念だったのが、USBケーブルが味気ない黒一色である点。e-kairo+のカラーバリエーションは非常に豊富で、今回選んだ緑(ライムグリーン)のほか、パープル/ローズピンク/チェリーピンク/シャンパンゴールド/オレンジの全6色が用意されている。せっかくなのでケーブルまでも統一してほしかった。デザイン面でもそうだが、ほかのケーブルとごっちゃになって、紛失してしまいそうなことが何度かあったからだ。

 ちなみに、本製品の姉妹品として、カイロ機能に特化した「e-kairo」という商品もある。価格は千円ほど安いが、給電機能が省かれているため、冬が終わると使うシーンがなくなる。そう考えると、e-kairo+の方が汎用性は高いだろう。

 薄くて持ち運びやすく、モバイル電源としても“モバイル暖房”としても使える「e-kairo+」。外出の際に、カバンにあったらうれしいグッズとしてお勧めしたい。

カイロとして使用している時には、緑色のランプが点灯する。充電中は赤ランプが点灯する カバンのポケットに、ケーブル類など付属品と一緒にいれておきたい

【お詫びと訂正】初出時、三洋電機の「eneloop kairo KIR-SL2S/KIR-SL1S」について、モバイル電源機能があると記しておりましたが、これは誤りでした。当該部分を削除し、お詫びさせていただきます。




2011年 1月 21日   00:00