やじうまミニレビュー
無印良品「ダイヤル式キッチンタイマー」
無印良品「ダイヤル式キッチンタイマー TD-393」 |
短時間で出来るからという理由で1週間に1回はスパゲッティを作っている。そこで必ず使うのがキッチンタイマーだ。ちょっと固めの仕上がりが好きな私は茹で時間を必ず計るようにしている。というわけで、これまでいくつかキッチンタイマーを使ってきたが、ほとんどの機種に不満があった。時間をセットするときに、その都度、ボタンを押すこと、もう一つは、その時に鳴る音だ。
スパゲッティの8分なら8回、オーブンでチキンを焼くときなら15回。何回もボタンを押して、ピッピッという音を立てなければならない。キッチンタイマーは、本来時間を知らせるのが役割の製品のため、音の設定もやや大きめ。10回以下ならまだしも、20回も押すような時はちょっとムッとしながら作業を進めていた。すると今度はそれがたたって、15分に設定するはずが、16分まで進んでしまう。リセットボタンを押して、もう一度なんてことを繰り返していた。
今回紹介するのは、そんな不満を解消してくれる無印良品の「ダイヤル式キッチンタイマー TD-393」だ。私がこの製品を購入したのは何より、ダイヤル式であるという点。何回もボタンを押す必要もなく、時間を戻して設定できるという点が気に入った。
メーカー | 無印良品 |
製品名 | ダイヤル式キッチンタイマー TD-393 |
購入場所 | 無印良品ネットストア |
購入価格 | 1,899円 |
本体サイズは、62×22mm(直径×厚み)。サイズは一般的なキッチンタイマーと変わらない。本体の裏には磁石が付いていて、冷蔵庫に貼り付けて設置できるという点も同様だ。購入時には電池が内蔵されていないので、まずは付属の電池をセットしてから使い始める。
製品本体。本体サイズは62×22mm(直径×厚み) | 購入時は電池がセットされていないので、本体裏に電池をセットする。電池フタはネジで固定されているが、コインで開閉できるので工具などは不要 | 本体裏は磁石になっている |
使い方は至って簡単。ダイヤルを右に回すと時間が進み、左に回すと戻る。それで時間をセットしたら後はSTART/STOPボタンを押すだけ。時間が来ると、アラームが鳴るので同じくSTART/STOPボタンを押す。アラームは約1分間鳴り続ける。
時間をセットする時はダイヤルを回して、時間をセット。後はSTART/STOPボタンを押すだけだ | ダイヤルで、セット時間を戻すこともできる |
本体では、このほかカウントアップ機能も備える。カウントアップ機能はデジタル表示が「00:00」に鳴っている時にSTART/STOPボタンを押す。
ほとんど説明書もいらないくらいシンプルな造りの製品だが使い心地には大満足。これまでのタイマーに抱いていた不満は100%解消された。中央にデジタル表示を備えた本体は見やすく、置く場所を選ばない。
もう一つ、意外と便利に感じた機能はセットした時間からの経過時間を表示してくれる機能が搭載されていること。調理中や他のことをしていたときでも、経過時間が一目で分かるので、そのあとの作業を進める上での目安になる。
セットした時間からの経過時間を表示する |
たかが、キッチンタイマーではあるが、料理を良くする人にとってはなくてはならないグッズだ。音とボタンの操作に不満を抱いているならぜひ試してみてほしい。
2010年 4月 13日 00:00
やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです