やじうまミニレビュー

ユタカ産業「MYゼロジョッキ」

~キンッと冷えたビールを飲むならこのジョッキ!
by 林 佑樹


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ユタカ産業「MYゼロジョッキ」

 夏といえばよく冷えたビール。仕事明けの一杯はとくに格別だ。よく冷えたビールへのアプローチとしてグラスを事前に冷やしておくというのがメジャーだが、今回紹介するユタカ産業「MYゼロジョッキ」は、保冷機能付きで液体を限りなく0℃に近づけてくれるというナイスアイテムなのだ。


メーカーユタカ産業
製品名MY0(ゼロ)ジョッキ
希望小売価格2,100円
購入場所楽天市場
購入価格1,823円

 本体のデザインは、まさにジョッキそのもの。容量は400mlだが、本体は容量よりも大きく見える。というのも、グラスに注がれた液体を外側から冷却するために、容量より一回り大きく作ってあるのだ。

 0℃でビールを飲めるその仕組みは3重構造にあり、グラスを1層として、外側が二重の構造となっており、2層3層があってその間に保冷液が混入されている。

 では美味しく飲むための手順を見ていこう。まず、グリップを外す。次に冷凍庫に本体を入れる。このとき、逆さにして入れておくことが大切で、グラスも装着したまま冷凍する。本体に逆さに入れるよう案内するシールがあるので、間違えてしまう可能性きわめて低いだろう。

まずは本体からグリップを外す本体を逆さにして冷凍庫で4時間以上冷やす

 冷却時間は4時間以上で、表面が白くなっていればOK。取り出したら本体上部の注ぎ口から、約20ccの水を入れると冷却が始まる。ここで気になるのが、パッケージの手順には約20ccとあるのだがサイドの注意書きには約40ccとあるところ。正解は不明だが、とりあえず20ccくらいでも問題なことを確認している。

 冷凍庫で冷やし終えたら、グリップを取り付けてビールを注ぐだけ。しかし、すぐに飲むことはできず、0℃で飲むにはビールが冷えるまでの5~10分ほど、我慢しなくてはならない。となると、炭酸が抜けちゃう!と心配になってしまうところだが、室温よほど高くない限り、5分くらいで0℃に到達するため、美味しくいただける。

 テストしてみたときの室温は約28℃で、残念ながら液体温度は1.4℃という結果になった。また冷えるまで待っているのはツライので、注いだあと、おつまみを用意して冷えるまで時間を過ごすオペレーションがオススメである。

 ビール以外にも効果的。氷で薄くなる心配がないため、ジュースやチューハイなどでもOKだ。水で試してみたのだが、室温20℃くらいだと、表面が薄く氷る。これは見ていてけっこうおもしろい。

取り出したら、注ぎ口から約20ccの水を注ぐあとはビールを注いで冷えるのを待つだけ。写真は室温28℃の状況での様子。2℃からなかなか下がってくれない5分ほど経過したときは1.4℃。泡がなくなりそうだったので飲むことにした。なるべく室温は下げておいたほうがよさそう。しかし、冷蔵庫で冷やしたビールよりも冷えていて、飲み心地は最高だった
こちらは冷蔵庫から取り出したばかりのビールの温度。わずかな温度差だが、そこが重要でおいしさに大きく関わってくるのだ

 暑い中帰ってきて、ギンギンのビールを飲むと疲れも吹っ飛ぶというもの。よ~く冷えたビールを自宅でも飲みたいという人には文句なしにオススメだ。





2009年 7月 10日   00:00