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満点社「く~るCOOL」

~缶入りドリンクを、その場でスピード冷却!
Reported by 西谷 有人

満点社「く~るCOOL」
 蒸し暑い日々が続く季節。こんな時分は、お風呂上りに冷たいビールを飲むのが、なんといっても最高の喜びだ。

 だが、風呂からあがってみたら冷えたビールがない! ビールはあるが冷えてない! こんな事態に見舞われたら、それはそれは悲しい。ビール好きならわかってもらえるだろう。膝から崩れ落ちるほどのショックである。

 そこで今回は、氷さえあればわずか90秒で、缶入りドリンクを冷やすことのできる「く~るCOOL」を使ってみよう! メーカー希望小売価格は1,300円。同社の直販サイトで同額で購入した。


簡素なつくりだが、奥の深い設計

 「く~るCOOL」の本体は、横幅22cmほどのプラスチック製の箱型である。クリアーブルーをあしらったカラーリングが、涼しげでおしゃれな感じだ。

 右側面にあるハンドルを、手でぐるぐる回すと、箱の中に配置されたゴムローラーが回転する。これで缶を横回転させ、缶全体をくまなく冷やす仕組みである。

 面白いのが、缶を押さえるストッパーに相当する部品が、氷を乗せる氷皿を兼ねている点だ。一度使用した氷をこの氷皿に戻し、また再利用できるようになっている。2本以上の缶ドリンクを連続で冷やす時も、無駄なく氷を使いまわせるというわけだ。


本体はプラスチック製。半透明のボディが涼しげな印象だ
本体右のハンドルを手で回すと、ギア仕掛けでこのローラーが回転する

至高の一杯のために、ひたすらハンドルを回せ!

 ではさっそく使ってみよう。まずは部屋に放置して、ぐでんぐでんにぬるまった缶ビールを用意。このまま飲めと言われても、ちょっと遠慮したい感じである。そして氷。それほどの量はいらない。市販のカチワリ氷を、5、6個ほど用意した。

 「く~るCOOL」の蓋を外して、飲み口が左側に来るように缶をセット、そして氷皿(ストッパー)で固定する。缶の上にバラバラと適当に氷を配置して、水滴などが飛び散らないように蓋を閉める。

 あとはひたすら、ひたすらハンドルを手で回す! パッケージには「おどろきの急速冷却! 約90秒」と書かれているので、きっかり90秒間を測って回すことにする。

 回し終えた缶に触ると、確かに冷えているようだ。プルトップを空けるとき、一瞬「これだけぐりぐり回したんだから、中身が噴き出すのではないか!?」という疑念が心に浮かんだが、そんなこともなく無事開栓。大丈夫であった。

 そしてジョッキに注ぎ、飲む! うまい! 冷蔵庫で冷やしたものと、まったく変わらないうまさである! レビューのためであるということも忘れ、しっかりと味わってしまった。


缶をセット。氷を、ひとまず氷皿の上に盛っておく
仕切り板を利用して、氷を缶の上に移動させる
ハンドルをひたすら手で回す。実際には、左手で本体をしっかり押さえておいたほうがいいだろう

色々なタイプの缶に対応!

 この「く~るCOOL」で冷やせるのは、オーソドックスな350ml入りの缶だけではない。背の高い500ml入り缶や、缶チューハイなどでよく見かける250ml入り缶、そして飲み口がスクリューキャップになっているタイプの缶にも、しっかり対応している。

 また、説明図には対応と書かれていない一口サイズの135ml入りの缶でも試してみた。缶が細すぎるため固定がうまくいかず、ハンドル回転中にガタガタと動いてしまうのだが、それでも一応、冷やすことはできた。

 なお、氷が溶けて生じた水は本体に溜まり、周囲に漏れ出すようなことはないので、安心してどこでも使える。


氷皿の位置を左に動かし、500ml入りのロング缶をセット
氷皿の位置を左に動かし、500ml入りのロング缶をセット 飲み口がスクリューキャップになった缶も、問題なく使用できる

キャンプやドライブにも出番があるかも?

今回用意したいろいろな缶たち。すべて「く~るCOOL」で使用することができた
 というわけで、「今すぐビールが飲みたいのに冷えてない!」という悲しい体験をしたことのある人には、ぜひオススメしたい一品である。台所にストックしてある、冷えていない買い置きのビールを、その場でキンキンに冷えた状態にしてくれるのだ。

 もちろんビールに限らず、いろいろな缶飲料に使えるので、生活の中でこれが活躍する場面は、けっこう多そうだ。

 また、キャンプやドライブの際にも役に立ってくれそうである。かさばるクーラーボックスを持っていかなくても、保温容器に氷だけを入れて持っていけば、その場で飲み物を冷やすことができるのだ。

 また余談ながら、キッチュなプラスチック製のボディと、意外なほど考えられたメカニズム、そして自分の手でハンドルをぐりぐり回すという行為は、昔なつかしの、科学雑誌の教材のような趣きがある。使っていて微妙に楽しい気分になってくるのも、このアイテムのいいところだ。





URL
  株式会社満点社
  http://www.mantensha.co.jp/
  製品情報
  http://www.mantensha.co.jp/goods/04_kitchen/kitchen_d179_cool/d179_cool.html



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2008/06/19 00:02

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