やじうまミニレビュー
完食率アップ! 高さのある猫用フードボウルがおすすめ
2017年3月1日 07:30
先日ペット用のグッズショップに行ったときに、気になった製品がある。猫壱の「脚付フードボウル」と「脚付ウォーターボウル」というものだ。猫の食事に適した食器ということで、すぐに購入してみた。
製品の説明を見てみると、猫が食事をするときは高さのある食器を使った方が良いとのこと。猫は比較的食道がまっすぐな動物で、食道に留まった食事が戻りやすい。高さのある食器で食べることでフードの逆流を減らせ、猫の負担を軽減できるという。
今まで使っていた食器は、ペットショップから家に猫を連れてきたときに、一緒に渡されたもの。ステンレスの食器で高さはなかった。今まであまり猫の食器についてきちんと考えていなかったなと思い、水飲み用のウォーターボウルとともに購入して試してみた。
メーカー名 | 猫壱 | |
---|---|---|
製品名 | 脚付フードボウル | 脚付ウォーターボウル |
実売価格 | 1,037円 | 1,171円 |
サイズは、フードボウルが11×7.5cm(直径×高さ)で、ウォーターボウルが13×7.5cm(同)。いずれも、大人の猫が楽に食事できる高さとしている。多くの猫へのリサーチを重ね、猫にとって快適な形状の食器にできたという。磁器製素材を使用しており、温めたフードなども冷めにくく、電子レンジや食洗機にも対応する。
食器の底には猫のマークが入っていて、外側も肉球のイラストが可愛い。遊び心のあるデザインで、リビングに置いていても違和感がない。
完食率アップ!
さっそくカリカリと水を入れて、愛猫りきおに与えてみた。しばらくすると近づいてきて、特に不安がることもなく、普通に食べてくれた。
猫にちょうど良い高さかは具体的にはわからないが、今までよりも完食することが多くなったので効果はあった様子。高さのない食器を使っていたときは、少し食べたらすぐにどこかいってしまい、1日経っても半分くらいしか減っていなかった。しかしこのフードボウルではしっかり食べるようになり、1日に必要な量をきちんと完食するようになった。食べやすさは影響しているようだ。
また、底に丸みがあるため、餌が端に寄りにくいのもポイント。餌が端にいってしまうと食べづらそうで、その都度中央に寄せていた。こちらは自然と中央に餌が寄るので、最後まで食べやすそうだった。
ひとつ気になったのは、フードボウルの直径が小さくて餌をこぼしやすいこと。特に、おやつとしてあげているフワフワで大きめのかつお節は、本人は美味しそうに食べていたがよくこぼしていた。もう少し大きいサイズだとより便利そうだ。
お水もよく飲むようになった
ウォーターボウルは直径が大きく、最大容量は350mlとたっぷり水を与えられる。水に関しても、これまでよりもよく飲むようになった。
内側には水位線がついているため、どれくらい飲んだかもわかりやすい。幸い、りきおはまだ病気に罹っていないが、水をどれくらい飲んでいるかは病気を発見する指標にもなる。
もうひとつ飼い主として嬉しいポイントは、高さがあるので猫が水を飲んでいる様子が見やすいこと(笑)。舌を出したりしまったりする様子がはっきり見えるので、可愛くてついつい見てしまう。
フードボウルが少し小さいという不満はあるが、今のところ概ね満足。食事に使う器は、なかなか意識しづらいポイントだったが、効果は確実に感じられた。価格も求めやすいので、セットでオススメしたいアイテムだ。