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家電製品ミニレビュー

フィリップス「ソニッケアー エアーフロス HX8111」

〜歯間の汚れを、水と空気の圧力でテキパキ洗浄!
by 小林 樹
フィリップス「ソニッケアー エアーフロス HX8111」

 仕事柄、さまざまな製品の発表会に足を運んでいるが、最近特に気になったのが、フィリップスの歯間ケアアイテム「ソニッケアー エアーフロス HX8111」だった。

 HX8111は、水と空気を噴射して、歯間に詰まった食べカスや歯垢を洗浄するというオーラルケア製品なのだ。


メーカー フィリップス
製品名 ソニッケアー
エアーフロス
HX8111
購入場所 渋谷ロフト
購入価格 12,800円

 【訂正とお詫び】初出時、購入価格を9,800円と表記していましたが、実際には12,800円でした。ここに訂正してお詫びいたします。申し訳ございませんでした。

 HX8111のパッケージには、本体と充電器、アタッチメントのノズル1個が収まっている。本体サイズは約35×45×160mm(幅×奥行き×高さ)で、本体重量は162g。手に持ってみると、結構ずっしりとしている。

 ノズルは清潔感のある半透明の素材だ。先端に突起があり、ここから水と空気を噴射して、食べカスや歯垢を取る。ノズルのサイズは10×97mm(最大径×長さ)で、重量は4g。ノズルを本体に取り付けると、本体の高さは239mmになる。

本体と充電器、アタッチメントのノズル1個がセットになっている ノズルのサイズは10×97mm(最大径×長さ) 半透明で洗浄液の流れが外側から確認できる

 使用する前に、充電台に本体底面を差し込んで、本体を充電しておく。充電中は緑色のランプが点滅し、本体の満充電には24時間かかる。満充電だと、1日1回約1分間の使用で、2週間連続して使える。

使うにはまず本体の充電から始める 充電器は軽量コンパクトで、重量は114g。水が付いても拭き取りやすい、シンプルな形だ 充電中は緑色のランプが点滅する

 HX8111の本体前面には、コンパクトな容量約10ml水タンクが備わっている。充電が済んだら、ここに水またはリステリンなどの口腔洗浄液を入れて、電源をONにする。今回はサンスターの口腔洗浄液「Ora2」を使用した。

本体タンクに約10mlの口腔洗浄液を入れる 電源ボタンをONにすると、緑色のLEDライトが点灯する

 ブラッシング後、HX8111のノズルを歯間に当て、本体上部の「起動ボタン」を押す。すると、「バシュッ」という噴射音と共に、ノズルの先から、洗浄液と空気が噴射される。説明書によれば、空気に圧力を加えることで、ミクロサイズの水滴を時速70kmで噴射しているという。


本体上部の起動ボタンを押して、空気と洗浄液を時速70kmで噴射する様子

 噴射音が意外に大きくて最初はびっくりしたが、数回やると慣れる。歯間を突き抜ける水飛沫が爽快で、病みつきになりそうだ。ブラシでは取りきれなかった食べカスや磨き残しまで取れて、スッキリした。口腔洗浄液でうがいしただけの時よりも、ひとつひとつの歯の隙間までしっかり洗浄液が染み渡った感じがする。

 全ての歯間に噴射し終えたら、最後に口を濯ぐ。一回のケアにかかる時間はわずか1分〜1分半。毎日のブラッシングケアのあとに加えるだけで、歯と歯茎、歯と歯の間のケアまで、手早く済ませられるのは良い。なお、電源は4分間後に自動切れるタイマー機能も備えており、うっかり電源を切り忘れてバッテリーが切れてしまう心配はない。

歯垢染色液で、HX8111の洗浄力を確認してみた

 よりわかりやすくHX8111の洗浄力を確認するため、試しに歯垢染色液を使って、磨き残しの歯垢を確認した。確かに普段どおりのブラッシングの後にも、歯間を中心に歯垢が残っていた。歯磨きにはこだわってきたつもりだったので、ショックな結果だった。

 そこで、ブラッシングケア後にHX8111で歯間ケアをしてから、再度歯垢染色液を使用した。すると、歯間の歯垢はほとんど目立たない。これまでがむしゃらに時間をかけて歯磨きしてきたのはなんだったのかと思うほど、簡単に歯垢が落とせた。以下、刺激の強い画像が続くので、お食事中の方はご注意いただきたい。

歯垢染色液として、丹平製薬の「こどもハミガキ上手 いちご味」を使用した 歯のブラッシングケア後、歯垢染色液すると、上の歯の隙間に歯垢が残っているのがわかる
上の歯間を、HX8111を使って洗浄していく。洗浄時間は約1分〜1分半ほどで済む HX8111使用後に再度、歯垢染色液を使ったところ、歯間部もほとんど染まらず、目立った歯垢は落ちたようだ

  手入れは簡単だ。本体のタンクは、普段マウスウォッシュを使用していれば、水ですすげば良い。逆にいつも水を入れて使っているなら、定期的にマウスウォッシュを入れると良いという。ノズルもまるごと水洗いに対応している。

手入れは、タンクを水またはマウスウォッシュで洗うだけと簡単だ ノズルも水洗いに対応する

 残念な点は、起動ボタンが大きく、うっかり押しやすい位置にあることだ。大きくて押しやすいのはいいのだが、本体を握った際に、ちょっとした拍子に過って洗浄液を噴射してしまうことが何回かあった。目に向かって洗浄液を噴射しては危険なので、子供が使用する際には、保護者の方が近くで見守る方が良いだろう。

 全体的な使い心地には満足している。私は下の歯が小さく、糸ようじを無理して通そうとして痛くなってしまったこともあったのだが、HX8111ではそうした痛みも今のところない。糸ようじやフロスよりも、スッキリとした爽快感が味わえるのも良い。

本体と充電器はコンパクトで、ポーチに入れて旅先にも持っていける

 本体がコンパクトで、ポーチに入れて持ち運べるのも便利だった。といっても、電動歯ブラシと一緒に毎日持ち歩けるほどの軽さではないのだが、海外でも使用できるので、ちょっとした旅行の際には持って行ける。

 ブラッシング後にHX8111による歯間ケアのひと手間を加えたことで、毎日の歯磨きの質と効率がアップしたと感じている。オーラルケアに力を入れている方には、ぜひ試してみていただきたい。







2012年3月19日 00:00