ビジネスべんり帖

名刺整理問題……選んだのはアナログながら使いやすい「名刺文庫」

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ナカバヤシ「名刺文庫」

 記者という仕事柄、とにかく名刺交換する機会が多い。100枚単位で発注する名刺はすぐなくなるし、頂いた名刺も溜まる一方。クリアファイルや、スキャナーを使ったデジタル管理、名刺管理専用のデジタル文具などこれまで色々な道具を試してきたが、どうもうまく使いこなせなかった。

 そんな私がようやく落ち着いたのが、今回紹介する「名刺文庫」だ。構造はごく単純。長方形のクリアケースに、色付きのホルダーが並び、そこに名刺を分類していく。この製品がいいのは、とにかく見やすく、大量に入ること。

メーカー名ナカバヤシ
製品名名刺文庫
購入場所Amazon.co.jp
購入価格765円

 本体サイズは230×114×68mm(幅×奥行き×高さ)で、600枚の名刺が収納できる。高さ70mm以下なので、引き出しにそのまま収納できるし、目当ての名刺を探す時はホルダーごと取り出せるのも便利。専用のフタが付いていて、ホコリが溜まりにくいというのも気に入っている。

1ケースに12個のホルダーが収納されている
ホルダーごとに分類。私の場合はアルファベットで分類している
1ケースに600枚収納可能
ケースを重ねて収納することもできる

 「名刺をそのまま分類して管理する」というかなりアナログな方法ではあるが、私のような面倒くさがり屋にとっては、名刺管理するためのソフトを管理するのも面倒だったり、何百枚という名刺をスキャン(しかも一部は文字がうまく読み込めなかったり……)するより、目で見て分類して、手に取れる場所に置いてある方が使いやすい。本体は、重ねて使うこともできるので、大量の名刺を管理するという人にもお勧めだ。

阿部 夏子

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