第40回:東京より暑かった北海道へ(後編)

　まいどどうも! くしいです。

　「こんにちは!」と声をかけると深々とお辞儀をしてくれる娘氏。どこで身に付けたのか不思議だけど超かわいい。

　さて、第39回:東京より暑かった北海道へ(前編)に続いて北海道に行った話の後編。

　2泊3日で行った旅程で、2日目は朝から海へ。天気もよく海も静かで「これが本当に日本海……?」と思えるくらいの海日和。ちょっと陽射しはキツいものの、甥っ子のおさがりの土いじりセットでご満悦。物怖じしない性格なのでガンガン海に行く姿は勇ましいけど親としてはちょっと心配になるのでした。

お盆を過ぎるとほぼ人がいない日本海

近場に海が無いので砂遊びに熱心

　3日目は娘用にお弁当を作ってもらい、午前中に地元を出発。飛行機は旭川空港発の夕方の便だけど、早めに出て観光でもしようというわけ。地元から旭川へは、ここ10年くらいで高規格道路というのが出来たので一気に距離が縮まってすごく便利になってありがたい。

　まず旭川に着いてからは、広めで手頃な公園を探して園内を探検。すっかり走り回っても転んだりしない娘氏の姿に少しウルッとしたり。大きくなりやがって……。

平日ということもあって公園は誰もいなかった

お弁当は大きなおにぎり、こぼさず上手に食べるようになってきた

　車で移動して旭山動物園へ。平日だからかわりと駐車場もすいていて快適だった。ここは入園料がとても安くて、大人が一人820円。高校生以上から入園料が必要だが、中学生以下だと無料という太っ腹っぷり。年間パスポートが1,020円なので、年に２回くるだけで元が取れてしまう驚きの料金設定。

　娘が歩きまわっても問題ないくらい園内はすいていて、様子を見ながら歩いてもらう。けっこう傾斜のきつい坂もあるので転ばないように近くにいてあげる必要あり。最近はテレビを見ながら「わんわん!」「にゃんにゃん!」と犬や猫を判別して呼びかけるようになってきたけど、新しく見る動物が沢山いて娘も多少混乱していたようだ。

にゃんにゃん! と話しかけてたけど、惜しい。これはレッサーパンダ

ペンギンでいうとエンペラーペンギンくらいの大きさ、こういうサイズ比較できるものがあるのは嬉しい

　動物のリアルな生態を見せることにこだわっている旭山動物園。一度は潰れかけた動物園が今では日本屈指の人気動物園になったのも頷ける、動物を間近に感じられる素敵な動物園です。北海道へ行く際には是非どうぞ。ちなみにご飯を食べる時は、園外に美味しいご飯屋さんが沢山あるのでオススメです。