941のイクメン徒然
第21回:初めての誕生日は飛行機で北海道へ!
by 櫛井 優介(2014/5/1 07:00)
まいど! くしいです。
最近よく歩くようになった娘氏、なぜかカニ歩き。まっすぐ歩くのも徐々に上達してきて日々感心しているところ。それと、カーテンに隠れていないいないばあをよくしてる。笑顔全開ですごく楽しそう。
さて、4月に生まれた娘氏。初めての誕生日は私の実家である北海道でやったのでその話。1歳の誕生日といえば「一升餅」というやつで餅を背負わせたりするらしく、細かいところは地方によって違うっぽいけど餅をどうこうするみたいだ。
よくわかっていないまま飛行機で北海道へ。飛行機の予約をする時は、赤ちゃんがいることを告げると飛行機の後ろ側の席を手配してくれるので、事前に言うのがおすすめ。後方の席だと、グズった時に後方のパントリーを使わせてくれるので、そこであやすことができる。赤ちゃん連れは優先搭乗させてくれるので一番後ろでも全く支障はない。
娘と一緒に飛行機に乗るのは2回目だけど、前回は離着陸時にスヤスヤ寝てくれていたので平和なもんだった。しかし、今回は機上で耳が抜けなかったのか、じっとしているのがつまらなかったのかグズってしまった。それなりにあやすおもちゃなんかも持ち込んだけど効果がなくて、なんとか静かにしてくれないかなーと思っていたらCAさんがドリンク提供時に使う紙コップに飴をいくつか入れて即席の手作りおもちゃを作ってくれて、それに助けられた。
北海道に着いてから、実家まではレンタカーで移動。レンタカーはチャイルドシート付きで予約しておくと、設置した状態で引き渡してくれる。我が家はマイカーを持たない方針なため、娘は普段まったく車に乗らない。慣れないチャイルドシートに泣きわめくので、適度に休憩を取らないと親子ともに疲れきってしまう。
さて、一升餅。準備は実家の皆がしてくれていたんだけど、紅白でそれぞれ一升ずつのお餅をついてくれた。一升のお餅を背負って歩き、途中で転ぶとよいらしい(地方によって背負わずに食べさせたり、転ばないほうがよかったりと差があるっぽい)。
そもそもなぜ一升の餅かというと、一升と一生をかけていて
「一生食べ物に困らないように」
「一生円満に健康で暮らせるように」
というのと、1歳まで無事に成長したことを祝ってこれからも健やかに成長することを祈るというものだそう。一升のお餅といえば、お米自体は1.5kgで吸収する水を含めると2kgくらいになる。1歳児の体重は10kgほどなので、それから考えると結構な重さ。
背負わせる餅が一升の塊な地域もあるようだけど、今回は、小分けにした紅白の餅を詰め込む方式だった。北海道ならではなのか実家の流儀なのかは不明。
背も伸びてきて「赤ちゃん」というよりは幼児っぽさが増した娘。行動範囲も広がってますます目が離せない。なにはともあれ、これからも元気に健やかに育っていただきたい。