941のイクメン徒然

第25回:子供の写真を共有するならiCloudのフォトストリームで決まり!

 まいど、くしいです。

 携帯はiPhone、パソコンはMacBook Air、タブレットはiPadな我が家。Apple無しでは生きられないかんじですが、北海道の両親と千葉の義実家にはそれぞれiPadを配置したので、とても簡単に娘の写真や動画をビシビシと共有できてかなり便利なので紹介しちゃいたい。

 使うのは、Appleが提供しているiCloudの機能の1つである「フォトストリーム共有」というもので、設定しておくと紐付けされた端末に同じデータをガンガン共有してくれるというもの。友達や家族など許可した人だけに向けて写真を共有出来るのでとても便利。一度データを受け取ったら、あとは自分のPCやスマホやタブレットの中にあるデータと同じように扱えるのでだいぶわかりやすい。

 第5回:子供が産まれたら、やっぱり気になるカメラのお話で書いたようにメインはデジイチで撮っているので、本格的に綺麗な写真を残していこうと思っているけど、iOS 7になったタイミングから写真だけじゃなく動画の共有も可能になり「iPhoneでサッと写真や動画を撮ってすぐに共有」なんて使い方も多い。

 まず把握しておきたいiCloudについての仕様から主要なものを抜粋。

iCloud の写真共有に関してよくお問い合わせいただく質問 (FAQ)
・共有ストリームには最大5,000枚の写真を保持できます
・1時間ごとに共有できる写真とビデオの最大合計数:1,000件
・1日ごとに共有できる写真とビデオの最大合計数:10,000件
・共有ストリームの最大参加者数:100人(共有ストリームごとの参加者数)
・共有フォトストリームは、JPEG、TIFF、PNG、およびほとんどのRAW形式に対応しています
・一般的なコンパクトデジタルカメラで撮影した写真は2,048×1,536ピクセルの解像度
・サポートされるビデオの長さは最大5分間で、最大720pの解像度で配信されます

 というわけで一般的な利用は出来る。超高解像度は厳しいといったところ。iPhotoが対応していないとビデオの追加とか出来ないので注意が必要。

 利用イメージとしてはこんなかんじで、わかりやすく書くと
MacのiPhotoから画像をiCloudにあげると、共有ストリームに登録している人全員のデバイスにプッシュされる。
 というかんじ。

 オプションで「共有ストリームに登録している人のアップロードを許可する」というのもあるので、例えば奥さんが撮った写真を奥さんのiPhoneから適宜アップロードしてもらうという使い方も出来る。

 設定は簡単。iPhoneだと、写真閲覧アプリを開いて「共有」→新規共有ストリームで作成。共有したい人のメールアドレスを入れて招待をしておく。

共有フォトストリームはこんなかんじで並ぶ

 開くと写真や動画がずらっと並ぶ。

共有してる人全員のデバイスで同じようになる

 画像をアップロードするにはフォトストリームの画面で + を押して、自分のカメラロールから選択するだけ。

操作は簡単
写真や動画にコメントとか出来て、いいねも出来る

 デジイチなどで撮った写真は、MacのLightroomでデジカメの画像を現像してiPhotoに送るっていうプラグインを入れてるので、それを経由してiPhotoへ転送。そのあとiCloudにあげるという手順でやっている。

iPhotoを開き、アップロードしたい画像を選択してiCloudにドラッグ&ドロップするだけ。このあと、どのフォトストリームにあげるのか聞かれる

 アップロードしてしばらくすると、共有フォトストリームに参加している人のデバイスにプッシュされる。いやー、便利。便利すぎる。遠方に住んでいる両親は、画像が来るたびに電話が来たりと大変喜んでいる様子。我が家では、液晶テレビにAppleTVを繋げているので大画面で写真や動画を見たりしている。

 Andoroidには対応していないと思うので、何かしらのApple製品をお持ちな方が前提だけど(試したことないけどWindowsでもiCloud使えるらしい)、一度設定しておけばあとは面倒なことはないので是非お試しを!

櫛井 優介