941のイクメン徒然

第5回:子供が産まれたら、やっぱり気になるカメラのお話

 はじめましてな方は、はじめまして。そうでない方はこんにちは!

 個人的な統計によると出産をきっかけにデジカメを購入しようとする人がとても多いので、今回はカメラとか撮影の話をします。最近はもう「デジカメ買いたい」と言えば詳しい人に当たる、というくらいに世間にはカメラ好きが多いけど(特に家電Watchをご覧の皆さんは詳しそうというイメージある)、今回はカメラの話はあまりせずに撮影のことを。

 なんせ私自身あまりカメラに詳しくないし、写真が超うまいというわけでもありません。が、子供が産まれてから「これはきっと大事なポイントだなー」と感じたことなどを今回はお届けします。

 今回お伝えしたいポイントは3つ。
1つ、カメラは実はなんでもいい
2つ、とにかく沢山撮るといい
3つ、子供だけを撮らずまわりも撮ろう

 ってかんじで順番に説明します。

1つ、カメラは実はなんでもいい。

 デジタル一眼レフとミラーレスとコンデジとビデオカメラと……、現代はもうとにかくカメラというのは沢山の種類がありますね。予算次第だし、用途によって違うし、今後の展望なんかも考えると「とにかくこのカメラを買っておけば正解」ってのはない。なので、あまりこだわらず予算内におさまるもので選べばいいです。または信頼できるカメラ好きの言うこと聞いて黙って買っておいたらいいです。大事なのは、後述することなのでカメラ本体はあまり気にしなくていいです。最近のスマートフォンは、カメラも大分高性能なので、もうスマートフォンでもいいような気もします。

シャッターチャンスはいつ来るかわからない! とにかくシャッターを切るんや! (iPhone 5で撮影した画像です)

 ちなみに私はカメラというかデジモノ全般が好きなので、キヤノンのEOS Kiss X7というデジタル一眼レフとSONYのNEX-5というミラーレス一眼とこれまたキヤノンのPowerShot S110というコンパクトデジカメとiPhone 5sを持っています。「なんでもいいってさっき言ったじゃねえか!」って声が聞こえてきそうですけど、私も思います。

 でも気付けば増えるんです。いやぁ、カメラって怖いですね。これでもレンズは同じような用途になりそうな場合は売ったりしてるんですよ。それでも増えます。怖いですねえ。レンズ沼とはよく言ったものですねえ。おおこわい。

 で、私の使い分けとしては
・娘の撮影は基本的に キヤノンのX7(+単焦点またはズームレンズ)
・イベントの様子を撮影する時は俯瞰がよく撮れるSONYのNEX-5(+標準ズームレンズ)
・ご飯を食べる時にさっと撮る時は暗所に超強いキヤノンのS110
・普段使いはiPhone 5s

 というかんじ。なので子供用はX7オンリーってかんじですね。買ったのはボディだけでレンズは2本。単焦点はかなり美しくボケが出るけど、かなり寄りたい時もあるし俯瞰で撮りたい時もあるので最近はシグマの17mm-70mmというズームレンズを多用してます。幅広く使えるのでなかなかよい。オススメセットです。

 参考までにAmazon.co.jpの製品ページを貼り付けておきます。
X7 ボディhttp://www.amazon.co.jp/dp/B00BXVR6XE/
SIGMA 17-70http://www.amazon.co.jp/dp/B00AXZYY86/

2つ、とにかく沢山撮るといい

 これは「カメラの操作に慣れる」「フィルムと違って現像代がかからない」「1枚じゃ良い表情は引き出せないことが多い」という3つの理由から。

 操作に慣れるのはまぁそりゃそうだってカンジで、現像代はかからないのでとにかく沢山撮って、いらなければ消せばいいってかんじ。で、沢山撮ることの最大の理由としては、子供を撮影する時って写真が上手とか下手とかそういうことはあまり関係なくて、コロコロ表情が変わるので連写しまくるのが結構大事だから。

 子供が小さい頃は、ママさんは1時間半おきに授乳があったり夜寝てくれなかったりで余裕がないことが多いと思います。そこでパパさんは記録係として一役買って出てみてください。生まれてすぐの乳幼児の頃とか、もうホントにあっという間に終わってしまう。とにかく沢山撮って、動画も沢山残しておくといい。どうせお金かからないし。うちの娘は現在8カ月だけど、生後すぐとか1カ月頃の動画(短めで1つ1分とかが沢山ある)や写真を見ると、もうすでに懐かしい。あー、ほんとあっという間に終わってしまった! 今も今でいいけど乳幼児の可愛さは本当に素晴らしい。

 ピントさえあっていれば、あとはAdobeの「Lightroom」などの画像補正ソフトを使えばわりとどうにかなるので、バッシャバッシャ撮りまくったらいいですよ。とにかく撮れ!

 あ、SDカードなどの保存用メディアは大容量のものにしましょう。あと、バックアップなどのために外付けのHDDの購入やクラウド上でのバックアップなども行なうといいですね。詳しくはググってください。

3つ、子供だけを撮らずまわりも撮ろう

 今回お伝えしたいポイントで一番重要なのがこちら。子供を撮ってると、つい可愛くてどアップで子供の顔だけ撮りまくってしまいがち。でもたまーに思い出した時にでも、まわりの風景・親・普段の生活・サイズが変わらないものなど一緒に子供を撮るのをオススメしておく。

 まわりの風景や親や普段の様子に関しては「子供の写真はあるけど当時の自分たちはどんなだったろう」と思い返すことができるのでよいらしい。これは自分もまだ新米お父さんなので実感わいてないけど、10年とか経ったらきっとグッとくるよなぁと想像しながら撮ってる次第。

 サイズがわかるようにというのは、どアップで撮ってもなんとなくサイズ感は伝わりますけどね。例えばママに抱っこされている様子とか、パパの手と小さな足を一緒に撮るとか、ぬいぐるみと子供を並べて撮るとかしておくと見返した時に「こんなにちっちゃい! かわいい!」って間違いなくなりますので。これ大事です。

生後1カ月、最初はこんなに大きかった授乳クッション
生後3カ月ではここまでになり
生後8カ月の現在はこうなってます

 というわけで、写真とか動画とか是非撮りまくってくださいという話でした。

櫛井 優介