941のイクメン徒然

第176回

初めての散髪はギャン泣き! 人生に一度の胎毛筆を作ってみた

 まいどどうも! くしいです。

 父の日は娘が通う幼稚園で父の日参観だったので参加してみましたが、普段の園での様子はわからないので「こんなことも出来るようになったのかー」とか「ちゃんと集団行動できててすごいな」と驚きの連続。さらに驚いたのが、父たちが娘や家族にあてた作文的なものを集めた冊子の表紙に、話題のフリー素材集「いらすとや」が使われていたこと……。

 さて、息子が生後8カ月くらいなんですが髪がめっちゃ長くて、ホコリを巻き込んで毛玉的なものが出来てしまったり「女の子ですか?」としょっちゅう聞かれるので、一度散髪してみた&ついでに胎毛筆を作ってみた話です。

 行ったのは以前も書いた、ららぽーと TOKYO-BAYにある子ども専用美容室「チョキチョキ」というところ。
▼「娘のヘアチェンジ大作戦!! バッサリカットは成功なるか!?
子ども 専門 美容室(キッズサロン) choki-choki【チョキチョキ】

 胎毛筆はその名のとおり、生まれてから一度もハサミを入れていない「胎毛」で作った筆のこと。けっこうお高くて、カット料金とは別で1万円から2万円程度。人生に一度しかない記念の品ですからね……払っちゃいますよ……。

今回お願いしたのは写真に写っていない、中クラスサイズでお値段は15,120円(税込)

 筆はお店オリジナル以外に、他の業者のものも選べてカタログもあるので選び放題。値段やデザインなど色々と違うのでこだわりたい人にはよいかもしれない。

初めての散髪をする前の息子。生まれた時からフサフサだったので8カ月とは思えない長さ
一人で座るにはまだ早いのでママに抱っこされてのカット。なんかキノコが生えてるようだ

 なんだか不思議なもので娘が初めて髪を切った時は無駄に感動したけど、息子の場合はそうでもない。なぜだろう? とぼんやり考えていたら「お父さん? どうぞ?」とハサミを渡される。そうか! ファーストカットを譲ってくれるのか!(娘の時は確か無かったと思うので嬉しい)。

いざ切るタイミングになると緊張してしまって写真を撮れなかったため「はい、どうぞ」の瞬間
毛先が茶色くて柔らかい胎毛が沢山収穫できました

 息子は最初のほうこそ黙って切られていたけど、カバーが暑かったからか途中からギャン泣き。自分は団扇で仰ぎながら「頑張れー!」と声援を送り続けた。意外とハード。

頑張れ
そして完成、サッパリした

 ついでと言っては申し訳ないけど、娘もそろそろ夏のプールで邪魔になるだろうからバッサリいってもらうことに。

カット前、約1年ぶりなので結構伸びた
ボブの完成。スッキリ
帰りには記念に胎毛をくれたりする

 筆の作成には3~4カ月かかるそうで、しばらく待たないといけないけどよい体験だった。記念品なので発注時には出生日時(何分までかも細かく)や体重・身長なども必要になるので、母子手帳を持っていくといいかもしれないです。

櫛井 優介

1979年1月デビュー。シャイな奥さんと2013年の春に生まれた娘&2016年の秋に生まれた息子を溺愛し、お寿司が大好きなおじさんです。インターネットでは 941 と名乗っていることが多く、色んな会社に行ったりするブログ書いてます。櫛井だから941。
普段はLINE株式会社でエヴァンジェリスト / 技術広報。会社では技術系イベントの企画や運営などを担当してます。コラムは週末に書き溜めてるので微妙に時期がズレたりします。

Twitter:@941
ブログ:http://blog.kushii.net